猫のアソビバ

2002年8月25日開設
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私のおじいちゃん

2013-09-22 | Weblog


「志願兵だった」

お彼岸なので本家へ行って、
今年、初めて靖国神社へ参拝した事など話すうち
おじさん(母の兄)から聞いてビックリしたあまりに
私は次の言葉が出て来なかったです。

『赤紙』というのがある日突然送られてきて
仕方なく連れ出されたのだと今まで思っていました。

戦争が終わり、おばぁちゃんが兵隊さんが帰って来る場所へ
当時、6才だったおじさんと7才の兄(23才で死去)、それに
まだ幼児だった三男や乳児のうちの母を連れて
迎えに行くのだけど何回行っても帰って来なくて
母親がかわいそうだったと話すのですが

6才や7才になっていれば、そのときに
よその家庭にはお父さんが帰って来て
自分達は会えずに帰る悲しさを感じてハッキリ記憶にも残る年齢。

「○○君のところは自分から志願して死んだのだから
自業自得だね」などと言う大人もいたそうです。
(↑この言うた人は男だけど戦争へ行ってないんですよ)
私はおじさん達の幼少期の心の傷もいかばかりかと思いました。

本家の仏間に飾ってあるこの写真。
前から馬に乗っているところが気になるのですが
戦闘機でババババッって攻撃されていたことは
報道や映画でも目にするところで・・・

戦闘機や軍艦・戦車といったヘビーなものに
馬で立ち向かおうとしていたのかなぁ

女性達が地上から、やりで戦闘機をついて落とそうとしていたらしい
という話が残っているようで・・・。
なんだかそれを思うと、事実を知らされずこんなに若いのに
かわいそうだなぁとどないもしてやれん悲しさが
わきあがります。

いま、政治が国防軍とか言ってますが
本当はそういうものがいらない世界を作るべきであり
戦争が無くなる方向へ世界が歩みを進めますようにと
祈るばかりです。
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