撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

ドナウ河岸歩き(3)レーゲンスブルク

2018-09-21 12:50:19 | 海外生活

 ドナウ河はウルム (Ulm) を過ぎると、更に北東に流れて行き、その航路で最も北へ位置した

(地球の緯度上)街がレーゲンスブルク (Regesburg) である。

流れ込む数多くの支流の川を飲み込みドナウ河の川幅はドンドン広くなり、ドナウ河の利が

街を神聖ローマ帝国時代から政治、経済の中心都市として発展させて来た。

人口が約15万人で決して大きくないが、中世の街並みは2006年に世界遺産に登録された。

 

  遊覧船の発着場、ドナウは写真の向こうから流れてくる(上流)

 

 川の流れは向こうへ(下流)、石橋の上から

 

1.古い石橋(街の玄関口)

 1135~1146年に造られ、当然ながら幾たびかの改修は重ねられ当時の姿ではない筈。

 市街地には認定車以外のクルマが入ることは禁止されているので、観光客はこの橋を

 歩いて市街地に入ることになる。

   向こう岸には、Bridge Tower と旧塩貯蔵庫がお出迎え。

 

<ロケーション>

 

 市街地マップ

 

2.大聖堂(別名:聖ペテロ大聖堂)

 高さ105m の2つの尖塔を有し、1275年に着工され、塔を除いては1634年に完成された。

 尖塔の完成はその後の1869年であった。

   西側の正面ファサード

  

 

   大聖堂南側面

  

 

 大聖堂南門の一部と聖ウルリッヒ美術館

 

 大聖堂内部、祭壇部

  

 

 祭壇側から見た反対入口側

  

 

 回廊に隣接する礼拝堂、現在の大聖堂が完成するまでは祭壇として活躍。

  

 

3.ポルタ・プラエトリア (Porta Proetoria) の東塔遺跡

 西暦179年にローマ帝国軍の駐屯地 Castra Regina がこの地に建設され。

 レーゲンスブルクという名の由来は、これから来ていると云われている。

 

 

4.カルメル会修道院 (karmelitenkloster)

 1634年に聖ヨセフに奉ずるために建てられ、1836年に再建された。

 

5.聖マング教会 (Kirche St. Mang)

 旧市街地の対岸、ドナウ河沿いにある閑静な教会、1717年に聖アンドリュース修道院として

 再建されたものが現在に至る。 音楽学校も併設されている。

 

        これにて「ドナウ河岸歩き(3)レーゲンスブルク」は、お終いです。

 

「ハンガリーでのんびり」   http://motsukahu.web.fc2.com


最新の画像もっと見る

コメントを投稿