撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

春二番の花たち

2020-03-22 18:41:18 | 海外生活

 前章の「春一番の花」の中で、一番にクロッカス、ほぼ同時にスノードロップを

取り上げたが、それに次ぐ二番手は当時(2月末)は蕾であった水仙が3月14日に

漸く一輪咲いた。

 

1.水仙の巻

                                        Mar. 14 2020

 

 5日後には、ほとんどの水仙が咲き誇った。           Mar. 19 2020

 

  水仙にはいろいろな品種があるが、毎年開花が遅い雌シベ部が赤く縁取りされた

お気に入りの水仙(下の画像)は、まだ開花に至っていない。 何時になるか楽しみ

にしている。                        Apr. 11 2019

   

 

2.ヒヤシンスの巻

  ヒヤシンスは前章(2月末)では、茎が顔を出した程度であったが、これも

 また相次いで開花を始めた。                  Mar. 21 2020

  例年は4月の上旬なので今年の暖冬ぶりが想像できる。 

   

 

3.スミレの巻

  花というより雑草の分類に入るであろう、見過ごし勝ちのスミレが足元に

 群生していた。                       Mar. 22 2020

 

  

 

4.バラトンの桜

  ハンガリーでは、日本のように桜の花の下で催しを開くという習慣はないよう

 だが、バラ科サクラ属の樹木(桃、梅、親戚に梨、林檎等)は多く存在し、味覚

 もさることながら、美しい花が目を楽しませてくれる。

 特に、今どきは白いヤマザクラ群の桜がハンガリーで多く見られる。

 

 ● バラトンケネシェ (Balatonkenese) の湖岸           Mar. 21 2020

  参考ながら、この時期、黄色い彩りを添えてくれるのがレンギョウである。

 

 ● バラトンヴィラゴシュ (Balatonvilágos) の湖岸          Mar. 21 2020

 

 ● カンヒザクラ群種の桜

  白いヤマザクラの数ほどではないが、鮮やかピンク色の桜が目を引く、舗道脇に

 よく見掛けるので野生ではないような気がする。 ピンク色と白のコントラストが

 素晴らしい(バラトンヴィラゴシュの公園にて)            Mar. 22 2020

 この葉を見ると、もち米の粒を少し残した桜餅が欲しくなるのは小生だけだろうか?

  

 

 ● カンヒザクラの一種

   更に深い緋色はまさに、スカーレット           Mar. 21 2020

 

 ● サクランボの実をつけてくれる桜は、この時期はまだ硬い蕾である。

                                   Mar. 22 2020

 

   これにて「春二番の花たち」は、お終いです。

   本ブログにご訪問下さり、有難うございました。