1-9. Balatonkenese (バラトン・ケネシェ)
町の歴史としては、ローマ時代から人が住んでいた集落として古文書からも明確になって
いる。人口は約2,600人で、Veszprém (ヴェスプレーム)郡、Armádi (アルマーディ)
市に属する。町の北部にあった Balatonakarattya (アカラッチャ)が2012年の
住民選挙で独立可決した為、2014年より Kenese (ケネシェ)から自治分離した。
現在、町の中には、これといった工業もなく、農業とレジャー産業に力を入れている。
Balatonkenese (ケネシェ)町の全景。 Soós hegy (ショオーシ)丘から。
<ロケーション>
毎年、いろいろな作物で楽しませてくれる最も好きな撮影スポット。 向こうはBalatonvilágos。
<見どころ>
* Soós hegy (ショオーシ)丘にある展望台;
国道71号線と電車の線路が並行して、Balaton 湖を周回して行く。
* 町の中心部にある2つの教会;
手前が改革派(カルヴァン)教会、向こうはローマカトリック教会。
改革派教会
オリジナルは1231年に、ゴシック様式で建てられたが、トルコ軍によって破壊され、 現存の
教会は1820年にバロック様式で再建された。
ローマカトリック教会: 1819年に創建され、歴史的には新しい。
1907年に、エンドレ・グレイツによって描かれた天井のフレスコ画は貴重らしい。
* 古民家;
* 線路の曲がり具合が実にいい撮影スポットとマニアの集まる釣り場;
Kenese (ケネシェ)駅を出た117型普通電車、Topolca (タポルツァ)行き。
線路脇の小さな入り江には、多くの釣り人が集まる。
* 近隣で最も大きい町営の湖水浴場;
広い無料駐車場と隣接するヨットハーバーが多くの人を呼ぶ。 出店も多数。
白鳥、水鳥、カモも歓迎
* ブルーフラッグ・セーリング大会;
1934年以来、毎年続いている世界大会はこの町が主催。 正面に見えるのが Tihany の教会。
*筆者のコーティージ;
都会を逃げ出し、晴耕雨読を夢みた田舎暮らし。
4月は桜が満開、6月はサクランボ狩り、9月は葡萄狩り。
視界180度のパノラマ
今年もラベンダーが香り立つ。
♫ ナントナク、分けて上げたい、この幸せ(自然)を.....♪ 近くまで来たら寄ってみて下さい。
これで、「バラトンそぞろ歩き(7)B/kenese 」はお終いです。
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