東京ではこのところ30℃を超す真夏日が続いている。気象庁の統計によると今年7月の真夏日はすでに18日、35℃以上の猛暑日さえ1日記録している。昔、僕が小学生だった昭和10年代の記憶では、夏休み東京で30℃を超す日は、あまりなかったような気がしていた。。たまたま大東亜戦争が始まった年の昭和16年(1941年)の僕の夏休み宿題帳が保存されてあったので、それを見ると、この年東京では8月1日から夏休みが始まっているが、1か月間で、猛暑日はゼロ、真夏日も14日しかない。やはり記憶は間違っていなかった。
この連日の暑さに80代半ばに差しかっかった僕ら老人は熱中症にかからないよう、じーっと家に引きこもっている。戦前は熱中症という名前を聞いたことがなかった。代って日射病という言葉をよく耳にした。夏休み中、僕ら子供は日中、セミやトンボをとりに出かけたが、母親から”日射病にかかってはいけない"と麦わら帽子をかぶらされたものだ。ペットボトルなどなかった時代だ。しかし、まだ東京の23区内でも、あちこち湧水や井戸があり、子供でもその場所を知っていた。
今朝、街のラジオ体操会へ出かけようと家の階段を降りたら”しおから”トンボが一匹手すりに止まっていた。昔、夏休みが始まる頃になると、わが家の周辺には”しおから”や”ムギワラ”トンボが群れており、油蝉の声がいたるところで聞こえたものだ。地球温暖化が原因なのだろうか。わが家の周りでは、セミの声を聞かない。毎日毎日、各地で猛暑日を記録、熱中症で何百人かが病院へ搬送されたというニュースを聞くたびにつくづく、”住みにくい”時代になったものだと思う。
この連日の暑さに80代半ばに差しかっかった僕ら老人は熱中症にかからないよう、じーっと家に引きこもっている。戦前は熱中症という名前を聞いたことがなかった。代って日射病という言葉をよく耳にした。夏休み中、僕ら子供は日中、セミやトンボをとりに出かけたが、母親から”日射病にかかってはいけない"と麦わら帽子をかぶらされたものだ。ペットボトルなどなかった時代だ。しかし、まだ東京の23区内でも、あちこち湧水や井戸があり、子供でもその場所を知っていた。
今朝、街のラジオ体操会へ出かけようと家の階段を降りたら”しおから”トンボが一匹手すりに止まっていた。昔、夏休みが始まる頃になると、わが家の周辺には”しおから”や”ムギワラ”トンボが群れており、油蝉の声がいたるところで聞こえたものだ。地球温暖化が原因なのだろうか。わが家の周りでは、セミの声を聞かない。毎日毎日、各地で猛暑日を記録、熱中症で何百人かが病院へ搬送されたというニュースを聞くたびにつくづく、”住みにくい”時代になったものだと思う。
操作の誤りで折角のコメント消してしまいました。ごめんなさい
どこの家庭も窓を開けて、扇風機で過ごせたそうですから。
今はいくら窓を開けても扇風機ではしのげません。あまりに暑すぎますし、熱帯雨林のような感じです。
季節がなくなっていますね。
なぜか理由は不明ですが、二酸化炭素濃度は着実に急上昇しているにもかかわらず、ここ十数年ものあいだ、地表の平均気温観測データは、横ばい状態であり、気温上昇は起こっておりません。この事実をマスコミは報道しようとしません。国連傘下団体のIPCCの主張だけを繰り返すだけです。朝日新聞とNHKとは、特に、温暖化虚報が大好きなメデイアだと思います。世界中で、気候温暖化に疑問を呈する研究者には、研究予算がなかなか付与されなくなっています。
日本は温帯海洋性気候で四季のある風土でしたが、ブロガーの書かれたように、まるで満州のような大陸性気候に変化してきました。春と秋が極端に短く、夏と冬としかなく、冬は寒くときに豪雪、夏は暑くときに豪雨がみられるようになりました。シベリアや太平洋で発生する高気圧の活動に大きな変化が起きているのではないでしょうか?
世界の主要都市の気温の報道を見ていると7月下旬、東京は36℃、赤道直下砂漠のカイロ34℃、ジャカルタ26℃、ホノルル26℃、ロスアンゼルス26℃のように、世界中で気温は猛暑ではないが、日本だけが猛暑となっているようです。気象庁や気象学者には、ぜひとも、この不思議な「温帯日本が、夏季は亜熱帯で冬季は亜寒帯のようになる」真の原因について、説明していただきたいと思います。
ご指摘のように気象庁の記録を見ると、日本以外はそれほど地上気温は上昇していませんね。やはり二酸化炭素ガスによる”温室効果”が異常気象の原因かもしれませんね。素人で判りませんが、もしそうだとすれば、中国の影響をもろにわが国は蒙ります。このところの異常豪雨も、二酸化炭素ガス排出です。真剣に対策を考えなくてはなりません。
しかし、ブロガーが書かれたように、
もし、二酸化炭素排出が異常気象の原因と仮定するならば、
世界全体で最大の二酸化炭素排出している2大国に
半減してほしいと訴える以外に、実効のある手段となりません。日本国内で再生可能エネルギーへと大転換しても、焼け石に水です。日本が世界全体に及ぼす影響が低いからです。
①先進国中で、米国人一人当たりの使用エネルギーは、日本人一人当たりエネルギー使用の2倍です。②中国は人口が膨大で、経済成長を抑制しない限り、二酸化炭素排出量が減りそうにありません。
日本の実効的な対策は、二酸化炭素排出削減対策よりも
近年の異常気象が今後も続くと(=中国も、米国も二酸化炭素を大幅には減らせそうにないとあきらめて)して、治水対策や防災対策へと軸足を転換することだと思います。太陽発電をやめて、砂防ダムや河川・下水対策・避難情報などに技術開発・公費投入を絞る方向へと大転換するのがのぞましいと思います。
人口減少は、二酸化炭素排出量の削減に大きな効果があります。少子高齢化して人口減少する日本は、その意味では、望ましい傾向です。人口が2割減少すれば、2割二酸化炭素排出を減らすことは容易だと思います。