厚労省から先日平成27年度の社会保険給付費が発表になった。114兆円という過去最高の額、あまりにも巨額で庶民には理解しにくいが、国民一人当たり、赤子まで入れて90万3200円だと聞くと、その額の大きさに驚く。超高齢化時代、いわゆる団塊世代が後期高齢者入りする2025年を前に深刻な問題だ。4人に1人が75歳以上の超老人社会になるのだ。
60歳から年金(厚生年金)を頂戴しすでに25年、四分の一世紀になる。平成25年度の平均年金支給額は厚労省の資料によると、厚生年金は14万5596円、老齢年金5万4544円だそうだから、僕の場合、平均額は頂戴している。住んでいる家が自宅なので都会でも節約すれば何とか生活できる。しかし、土地まで所有している関係で住民税を支払っており、その関係で後期高齢者医療保健でありながら、窓口支払率は現役並みの3割、介護サービス料も2割である。それに保険支払額が後期医療、介護の二つを併せると、月にすると3万円をこえている。
加齢と共に健康な人間でも身体のどこかが痛んでくる。僕は幸い、日常薬なしの生活をしているが、4年前の膀胱ガンと膝の人工関節置換手術、それに2年前の大腸ガンの開腹手術後の再発、転移のチェックを年にそれぞれ3回行っている。チェックの中にはCT.MRIといった高額な検査もあり、その費用だけで月に換算すると1万円は支出している。幸い、どの検査も無事パスしているが健康を維持するにはこういった医療費も必要だ。
国の社会保険給費のお蔭で世界一の長寿国を誇示しているが、やはり、どこかで歯止めをかけないと破産してしまう。わが家の医療介護年金のバランスシートを見て、年金生活者には厳しく公平感にかけているが、保険の性質上やむをえないのかもしれない。
60歳から年金(厚生年金)を頂戴しすでに25年、四分の一世紀になる。平成25年度の平均年金支給額は厚労省の資料によると、厚生年金は14万5596円、老齢年金5万4544円だそうだから、僕の場合、平均額は頂戴している。住んでいる家が自宅なので都会でも節約すれば何とか生活できる。しかし、土地まで所有している関係で住民税を支払っており、その関係で後期高齢者医療保健でありながら、窓口支払率は現役並みの3割、介護サービス料も2割である。それに保険支払額が後期医療、介護の二つを併せると、月にすると3万円をこえている。
加齢と共に健康な人間でも身体のどこかが痛んでくる。僕は幸い、日常薬なしの生活をしているが、4年前の膀胱ガンと膝の人工関節置換手術、それに2年前の大腸ガンの開腹手術後の再発、転移のチェックを年にそれぞれ3回行っている。チェックの中にはCT.MRIといった高額な検査もあり、その費用だけで月に換算すると1万円は支出している。幸い、どの検査も無事パスしているが健康を維持するにはこういった医療費も必要だ。
国の社会保険給費のお蔭で世界一の長寿国を誇示しているが、やはり、どこかで歯止めをかけないと破産してしまう。わが家の医療介護年金のバランスシートを見て、年金生活者には厳しく公平感にかけているが、保険の性質上やむをえないのかもしれない。
年金が75歳支給になれば、貰えるかどうかもわからず、また受給額も生活できるくらいもらえるのかも怪しく、安定した老後は、一部の富裕層のみになります。
考えたら実に怖いです。
しかし、まだ議員たちは、大事な政策を怠り、政権争いばかりしています。
政策の怠慢さのツケが、とっくに回ってきているのにです。
日本は、歳を取れない国です。
調剤薬局で見ていると、杖をついた老人が介護の人に付き添われてきて薬を山ほど貰っていきますが、支払いは他の生活品物価に比べて安い感じがします。窓口での支払割合が1割だと廉価感があるのでは、しかしこれは国の援助があるからで実際は高くて手が出ません、この矛盾が医療費を高くしているのではないでしょうか。今度の改正で70歳以上のほとんどが2割負担になります。介護の基準、負担も実態に合うよう改定すべきと思います。
年金制度も老後確実に年金だけで生活できるような制度、たとえば、現在の掛け金が多少高くても、そんな制度があってもよいと思うのですが。