芥川賞作家の赤瀬川原平氏が亡くなった。1998年の流行語大賞「老人力」の作者と知られているが、年齢はまだ77歳で、僕より6歳も若い。訃報の新聞見出しに「老人力」とあったが、恥ずかしながら、僕はこの言葉を知らなかったしし、読んだこともない。何故だか疑問に思い調べてみたら、当時僕は67歳だったが、まだパートながら現役で働いており、自分が老人だという意識が全くなかったことに起因しているようだ。
赤瀬川氏は当時、還暦を迎えたばかりの60歳。「老人力」とは年寄りになると、物忘れがひどくなり、同じことを繰り返すようになり、足腰も弱くなってくるものだが、赤瀬川氏は、これを逆手にとって、これを「老人力」とプラスに解釈したユニークな発想の本のようだ。何故、赤瀬川氏がこういった発想したのかは寡聞にして知らない。
僕が「老人」を意識し出したのは8年前、75歳になった時、娘から”ボケ防止”にブログを勧められ、この「老人タイムス」を始めてからだ。しかし、まだ体力的には”老人”ではないと自慢していたが、老いは思いもよらなかった膝の痛みから始まった。痛みがひどくなり、整形外科病院に行き、レントゲン検査の結果”半月盤の軟骨摩耗”と診断されたが、ブログには”スポーツ選手並みの名誉の負傷”などとバカなこと書いていた。それが、ついに極度に痛みが激しくなり、昨年暮、人工関節の世話にならざるをえなくなった。
手術の結果は好く、今は杖なしで歩けるようになったが、今度は、これまた考えもしなかった大腸がんの発見である。老いは誰にでも確実にやってくるものだ。今のところ「認知症」は大丈夫のようだが、80歳の「老人力」を発揮して、もうひと踏ん張り、頑張ることにしよう。
赤瀬川氏は当時、還暦を迎えたばかりの60歳。「老人力」とは年寄りになると、物忘れがひどくなり、同じことを繰り返すようになり、足腰も弱くなってくるものだが、赤瀬川氏は、これを逆手にとって、これを「老人力」とプラスに解釈したユニークな発想の本のようだ。何故、赤瀬川氏がこういった発想したのかは寡聞にして知らない。
僕が「老人」を意識し出したのは8年前、75歳になった時、娘から”ボケ防止”にブログを勧められ、この「老人タイムス」を始めてからだ。しかし、まだ体力的には”老人”ではないと自慢していたが、老いは思いもよらなかった膝の痛みから始まった。痛みがひどくなり、整形外科病院に行き、レントゲン検査の結果”半月盤の軟骨摩耗”と診断されたが、ブログには”スポーツ選手並みの名誉の負傷”などとバカなこと書いていた。それが、ついに極度に痛みが激しくなり、昨年暮、人工関節の世話にならざるをえなくなった。
手術の結果は好く、今は杖なしで歩けるようになったが、今度は、これまた考えもしなかった大腸がんの発見である。老いは誰にでも確実にやってくるものだ。今のところ「認知症」は大丈夫のようだが、80歳の「老人力」を発揮して、もうひと踏ん張り、頑張ることにしよう。
なぜなら60~70代が一番元気に見えるからです。デパートにも朝早く並んでいるのはこの世代。休日の街もデパートを占拠しているのはこの世代です(笑)
夕方の電車も、買い物帰りのおばちゃん達のお喋りが賑わっています。あのパワーはどこから来るのか?
私が子供の頃は、50代でも老人という感じでした。
年齢だけでは決められない。個人のパワーですね。
Kakekさんも大丈夫です!
戦前日本に留学していたインドネシア人と結婚し、戦中戦後波乱万丈の人生を送られた長田周子さんの御嬢さん(ジャカルタ居住で元日赤病院医師)からメールで母が百歳の誕生日を迎え、安倍総理からお祝いを頂いた、と知らせがあった。昔は百歳まで生きるなんて考えも及ばなかったことです。今や60歳、70歳は老人ではありませんね。
まだ働ける年代の「老人」が昼間行き場所がなく、デパ地下やスーパーの試食コーナーで」口を空いている姿は、あまり生産的ではありませんね、
本人の業務に関する具体的な資質・能力・経験よりも、『大学卒業年次や退職時の年齢』を最重視する、敗戦後の高度経済成長時代に生みだされた終身雇用の労働慣行、いわゆる老人力が強い人に対しても、全員画一的に定年で強制解雇するしくみに、齟齬が生まれているように感じます。中流階層の雇用が中国などに奪われているので、安い賃金で有能な六十代の老人が、新卒と雇用面で競争活躍すれば、短期的には老人に軍配があがり、賃金の低下によるデフレも一層進み、若年失業率も増えるという「矛盾」がある時代になったように感じます。
是非とも、健康に長生きをされて、正しい歴史を次世代に語り継いでいただきたい。
このブログは、まず百歳まで持続することを祈念いたします。
お激励多謝。少子高齢化が進んでいる今、どう考えても65歳定年はおかしいです。人間多様で、老後ゆっくり楽しみたい人もおりますが、70歳代代になってからでも大丈夫です。人によっては80歳代でも。考えてみると、1970年代までは55歳定年だったのです。時代は大変わりしています。65歳(時には60歳)で定年になり、時間を持て余している”若年寄り”が多すぎます。年金支給年齢を繰り上げ、その代り支給額を増やすとか、出来ないものでしょうか。そのためには消費税10%上げはしなければならないと思います。
感謝。入院慣れしています。最大3週間の入院予定です。