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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

過去最低の人口減が心配 立て一億の底力世代から

2020-08-06 07:13:38 | 2012・1・1

コロナ騒ぎの中で、今年5月1日現在の全国人口動態調査が発表された。1億2427万1318人で前年から50万5046人減った。マイナスは11年連続の減少数、減少率でとも過去最大であった。戦争中”産めよ増やせよ”の国家スローガンのもとで育った昭和1ケタ世代にとてはショックである。80年前の昭和15年(1940年)には、わが国の人口(朝鮮、台湾を含む)は9700万人あり、僕らは銃後で”立て一億の底力”の歌を歌ったものだ。

人口動態力調査で心配なのは働き手世代の15歳ー64歳層の全世代に占める割合が減少してきたこと。それに伴う出生数の低下だ。昨年度の出生数は86万6903人と過去最低で初めて90万人を割り込んだ。昔から”子は国の宝”というが大きな損失だ。"めでたかれ、めでたかれ、子は国の宝”という御製も歌った記憶がある。

国難ともいえるコロでたかれナ感染が今後の人口動態への影響は必至だ。結婚、出産、育児に響いてこよう。これが将来のわが国にいかに影響するか。国家百年の計である。立て一億の総力である。町から年々,子供の声が聞こえてこなくなったのが心配だ。