北朝鮮の国営中央通信は、わが国が韓国に対してとった輸出規制措置について”朝鮮半島の平和の流れを破壊すものだ”と非難し”(日本は)”千年来の敵である”と論評した。そして、さらに”(日本統治時代の)わが民族に与えた人的、物的、精神.道徳的たりない”損失は、日本という国をそっくり捧げても賠償として足りない”と断じた(AFP電)
”千年来の敵”呼ばわりされたので、千年前、朝鮮半島との関係はどうなったか調べてみたら、ちょうど千年前の1909年(寛仁3年)朝鮮半島から女真族(満州族)と共に刀伊という名の海賊が対馬、壱岐に来寇、さらには筑前まで押し寄せ、殺害。略奪、拉致行為を働いている。加藤清正の朝鮮征伐(文禄、慶長の役)より500年も前のことだ。朝鮮半島の人たちは自分に都合の悪いことは忘れてしまうらしい。それとも刀伊は倭寇というのであろうか。
4年前の慰安婦に関する日韓合意でさえ、忘れてしまっているが、日韓関係は1964年の基本条約で、”韓国を朝鮮半島における唯一つの合法国家として認め、それに基づき、8憶ドルもの「賠償金」を支払っている。もちろん、日本統治下の問題は解決済みである。北朝鮮は日本との国交を結ぶにあたって、わが国からカネを仕込めようと期待しているようだが。日韓基本条約をよく読み直してみたほうがよい。