社会保障と税の一体改革の集中審議の模様を昨日テレビの国会中継で拝見した。判ったことは野田総理が15日までに法案のメドを付け国会最終日の21日までに衆院で採決する決意が固いことだ。自民党の額賀福志郎議員が、質問の中で「鳩山最低」「管最悪」「野田最弱」という識者の言葉を紹介していたが、野田総理が一体化法案の採決に失敗すれば、文字通り史上最弱の総理として名を残すことになろう。
寡聞にして知らなかったが、自民党のあべ俊子議員によれば、民主党議員の中には公然と党の消費増税に反対して街中で集会を開いているグループがあるとう。ネット情報では反対集会用ののぼり旗150枚も作ったそうだ。このグループが小沢派なのかどうかこれも寡聞にして知らないが、政府与党の中にこんな分派が存在すれば、野党も真面目に審議する気にもなれないだろう。
国会中継で見る限り、野田総理は終始低姿勢で、両党間の修正合意も今のところ歩み寄りが見られる。問題は一体法案の採決にあたって民主党内の反対派がどうでるかである。野田総理は反対派に対しては党議拘束によって毅然たる態度をとるとしているが、反対派の数によっては、党が分裂する危機にもなる。「鳩山最低」「管最悪」の後を受けて野田が「最弱」になるか「最強」になるかは一に持って野田総理の政治力にかかっている。政治生命をかけて臨んでいるのだから、ここは乾坤一擲、党が分裂しても勝負に出るべきであろう。
寡聞にして知らなかったが、自民党のあべ俊子議員によれば、民主党議員の中には公然と党の消費増税に反対して街中で集会を開いているグループがあるとう。ネット情報では反対集会用ののぼり旗150枚も作ったそうだ。このグループが小沢派なのかどうかこれも寡聞にして知らないが、政府与党の中にこんな分派が存在すれば、野党も真面目に審議する気にもなれないだろう。
国会中継で見る限り、野田総理は終始低姿勢で、両党間の修正合意も今のところ歩み寄りが見られる。問題は一体法案の採決にあたって民主党内の反対派がどうでるかである。野田総理は反対派に対しては党議拘束によって毅然たる態度をとるとしているが、反対派の数によっては、党が分裂する危機にもなる。「鳩山最低」「管最悪」の後を受けて野田が「最弱」になるか「最強」になるかは一に持って野田総理の政治力にかかっている。政治生命をかけて臨んでいるのだから、ここは乾坤一擲、党が分裂しても勝負に出るべきであろう。