「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

警察官の規律のたるみと制服

2006-10-07 06:02:09 | Weblog
このところ警察官の不祥事が目につく。テレビ報道によると、昨年25件
だった警察官の飲酒運転が今年はすでに26件、なかには交通安全週
間中に交通取締担当の警察官が捕まっているケースもある。いったいど
うなっているのだろうかー。このほか窃盗、万引き、収賄などなど・・・。
彼らは法の番人なのである。同じ万引きでもNHKの放送局長の場合と
は違う。

警察官になにか規律のたるみがあるのではないか。そこで提案したい。
捜査とか特別勤務上必要でないかぎり、警察官は制服を着用したら
どうだろうかー。警察署のまえに私服で警棒を持っている警察官を見か
けるが何かしまらない。警察署の警備が目的ならきちんと制服を着用
すべきである。出来れば出退勤時にも制服を着たらどうかー。まさか制
服を着て飲酒運転はしないだろうし市民を殴ったりはすまい。

僕ら昭和一桁世代には制服アレルギーがある。戦争中の国防色の軍服
からくるものである。たしか自衛隊も初期の頃は街中でも制服を着ていた
記憶があるがいつか廃止された。昔、駆け出し記者のころ警察官には私
服(刑事)への憧れがあると聞いたことがある。今はそんなことはないだ
ろうがー。

問題は警察官の自覚である。私服では自覚がもてなければ、警察庁長
官以下全員制服を着用すべきである。