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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

マスコミに左右されずに経済の動きを見る

2009-01-17 23:28:07 | Weblog
派遣村などニュースで見ると本当に大変な時代が来たなと思い、周りの誰しもが路上で生活を余儀なくされるような危険をはらんでいるかのように錯覚を与えます。

実際未曾有(みぞう)の不況であることは間違えないですけど、全部がマヒしているわけではないです。

ある電気工事会社に打ち合わせで行くと、夕方で一仕事終えたのかどうかわかりませんが、社長は鼻歌を歌いながら、日経平均の先物でやられた、とか株の話を楽しそうにしています。その周りを忙しく従業員が仕事をしています。不景気という雰囲気は感じられません。

ジュエリーボックスの箱など、パッケージを販売している会社は、新しくネットを立ち上げ、問い合わせが結構増えてきていると喜んで話していました。受注が落ちてきているという話は聞きません。

あるブランドのリサイクルショップの会社は、店が手狭になってきたため、店を拡大するという話を聞きました。

ある薬局専門の雑貨卸の会社は、忙しくて打ち合わせの日時が延期になりました。

もちろんバランスシートを見たわけではないので、本当のところは分かりませんが、少なくともニュースであおっている悲壮感というものは伺えないです。前年に比べれば売り上げも落ち込むのかもしれませんが、危機にひんしているというわけではないと思います。

一番大変なのは一昨年まで絶好調だった外需産業とそこで働いている、もしくは、いた人ではないかと思います。全体的に見れば経済は停滞しても、個々を見ると必ずしも一律に落ち込んでいるというわけではないようです。それは不況に強い業種だけに限らないように思います。

以前ITバブル崩壊後、景気が浮上しかけている時に、大方の人は全くそれに気づきませんでした。悲壮感だけがただよっていましたが、景気の底は、ずっと後になってからわかるんです。

今回はかつての不況とは違い低迷は長いという話ですが、景気がいつ底を打つなんて、ここだっ、なんてタイムリーに分かるものではありません。マクロの数字をみるより、身近なところの変化を見ていた方が、案外分かるように思います。

株なんか、みんなが絶望に淵に追いやられ、明日は世界が崩壊するのでは、という悲壮感に襲われる時期が千代一隅のチャンスだったりします。
ほとんどのマスコミに現れる評論家で景気浮上時期も景気後退時期を当てた人はいません。
マスコミの煽りに乗らないで、しっかり見つめて行動しようと思いますが、いかがでしょう。


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