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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

言葉の壁が進歩の壁

2009-01-13 23:44:49 | Weblog
コンピューター開発がもし日本が先にしていたなら、コンピュータ言語も日本語になっていて、もっとプログラムが短になっていたに違いないと思うことがあります。

コンピューター言語そのものも複雑で一般の人には理解しがたいものであると思うんですが、その言語を解説する言い回しも普通の日本語ではないので、これまたとっつきにくいのではないのでしょうか?

例えば、データベースのフィールドって言わず、項目とすれば一発でわかるでしょう。
nameフィールドの値を順に返す、なんて表現せずに、値を順に出す(正確には違いますが)、でいいでしょう。※Null ヌルなんて言わないで、空でいいじゃないですか。

慣れてしまえば当たり前になってますが、慣れない人に伝えるとアレルギーを引き起こすみたいです。

SEOに関してもスニペット(検索エンジンの検索結果ページで、該当WebページのタイトルとURLとの間に表示される説明文。要約文とも言う。)と言わず説明文でいいじゃないですか。

コンピューター言語、ネット関連の言い回しに関わらず、言い回しが普通でないものはあります。たとえば簿記なんかそうですよね。貸借対照表の借り方、貸し方がそうです。なんで左が借りたものでもないのに借り方で、右が貸してもいないのに貸方なのか、昔悩んでいました。これは英語のdebit creditをそのまま直訳しただけで、深い意味はないそうです。ここでつまずいて簿記は難しいと思っている人もいました。


これらのことはやはり、ほとんど米国で開発されたものを導入していることが多いため、そのまま使ったり、直訳したものを使ったりすることが多くなってしまうことだと思います。

自分の場合クライアントに説明するとき、出来るだけ平易な言葉に置き換えていますが、いつの間にか専門用語、言い回しを使う方が楽になっているから、普段から癖をつけておかないとなかなか出来ません。アメリカ人であればそういう気遣いもないんでしょう。

平易な日本語であれば、日本の全体的な技術レベルが上がるような気がします。

※プログラミング言語やデータベースのデータ表現の一種で、何のデータも含まれない状態

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