昨日(6/17)は丸一年ぶりに「萬葉講座」へ♪
今回は萬葉集では無く、特別に「現代詩」の講義がありました。
その中で、古い伝統のある京都の祇園祭の「白樂天山」に関する謂れ
(白樂天が道林禪師に佛法の大意を問う話)を初めて知って、とっても感激!
それからダークダックスの「紫陽花の駅」という歌(花詩集 1984)
(箱根登山電車のPR曲)を実際に聴くことも出来ました。
また、田宮虎彦の小説『花』が映画化された『花物語』(堀川弘道監督 1989)
のことなども今回初めて知りました。
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その映画の中で主人公の女性が息子に向かって言った言葉
(前略)
『・・・かあちゃんは花なしには生きていけねえだ、
なるほど花は口で食べることは出来ねえだが、
口で食べるものだけが食べものじゃねえだ、
心で食べるものがなくなった時、心は生きていけねえだ、
心の生きていけねえ人間などもう人間ではねえだ、(後略)』
というセリフに強く胸打たれました。
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この映画は「国家総動員法」(昭和13年)や「食料管理法」(昭和17年)が
公布、施行された時代の房総半島が舞台になっているそうで、
そんな時代背景の中、周囲の圧力に屈せず花を守り抜いた一人のかあちゃんが居て、
それで、現在も房総半島には素晴らしい花景色が広がっているのですね!
これは今の時代にこそもう一度上映されるべき「名画」だと感じて、
ぜひ観たいとネット検索したのですが、予告編も見つからず、残念!
(1989年の大映映画です)
この他にもいろいろな「現代詩」が取り上げられ、とても有意義な講座でした。
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さて、話が前後しますが、阪神三宮駅から乗った奈良行きの電車が
何と全車両オール鹿模様のラッピング!
しかも、単なる外側の車体だけでは無く、車内も座席も床も全部、鹿、鹿、鹿、
何と吊革まで!鹿の??
そして車内広告がどこにも一切無くて、そこら中全部が鹿のイラストだらけ!!
外国人や観光客だけで無く、普通の乗客たちも写真を撮る人が多かったです。
私はあまりのその見事な仕様に驚いて圧倒されながら、
あちこち仔細に様子を観察していて写真を撮り忘れてしまい、惜しいです(笑)。
ともかくも偶然にも往復共にこの「鹿電車」に乗れて超ラッキー!!!
こんな大胆な「鹿電車」に乗れて、ホントにワクワクしました♡
(阪神電車では無く、近鉄電車の企画なのだそうです♪)
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それで目的地の駅に着いたら(神戸に引っ越す前に住んでいた所でもあります)、
何だかほっとして、体も心もとてもリラックスして、
「やっぱり私はここが好きなんだな♡」とハッキリわかったのでした。。
それから一年ぶりに髪を切ってもらいに馴染みの美容院へ。。
こんな髪型になりました♪
↓
↑「いいね」がもらえるかな?(笑)
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本日も「光のチャレンジ」をご覧くださってありがとうございます♪
絵でも音楽でも言葉でも、ともかくアート(芸術)の力って凄いな♡
と改めて感じた一日でした。
皆さんも自分なりのユニークな自己表現をぜひ !!!