8月になりましたね。 今日も朝からモーレツな暑さ。
けれども今朝は暑さに負けず顔晴って絵の仕事をしました。
午後からは地元の自治会主催の映画会があり、『 カールじいさんの空飛ぶ家 』を初めて観ました。
これはもう10年ぐらい前?に全米で大ヒットしたアニメ映画 のようですが、予告編を見て面白そうだったので、集会所に出かけました。
そこで、みんなでDVDを大きな画面で観るのです。
といっても、今回の参加者は、小学校低学年ぐらいの男の子が3人 だけ! で、後は高齢女性が何人か。
そして高齢男性がちらほらという感じで、自治会世話役の関係者の方々を含めて、全員で15、6人。
( 何と、参加料はたったの百円!で、しかもお茶菓子付き♪ )
私は今回は子どもたちでいっぱいで、きっと賑やかだろうな〜と思っていたので、拍子抜けしました。
あまりにも少人数で、少々もったいないぐらいでしたが、おかげさまでクーラーの心地好く利いた静かな室内でゆったりと鑑賞出来てラッキーでした。。
皆さんすでにこの映画はとっくにご覧になってあらすじもよくご存知かもしれませんが、念のため下記に予告編をリンクしておきますね。。
☆ カールじいさんの空飛ぶ家 予告編
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
子どもたちと一緒に笑える冒険映画だと思っていたら、意外に深い「愛」がメイン!?のストーリーで、上質の大人の映画でもありました。
もっと前に観ていたらもしかしたらあまりピン!と来なかったかもしれませんが、今の年齢になって、というか、
カールじいさんの愛妻エリーぐらいの年代になってから初めて観ると、ほんとうにしみじみと心に沁みる場面が多かったです。
予告編のコメントにも「感動した」「泣いた」というメッセージがいっぱい。。
そしていろいろ氣づくことも多かったです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
例えば私も家に対する愛着というか、執着が強いのですが、カールじいさんも最初は想い出がいっぱいある家にこだわって、家ごと逃げ出し、冒険の旅に出ます。
けれども最後の方になると、その家を手放し、その家はひとりでに瀧の側に居着くのです。
「執着を手放した時に長年の夢が叶う」ということのまるで象徴のように。。
そして犬や鳥やどこかの冒険好きの子どもが自分になついて一所懸命に関わってくれようとしてくれても、最初の頃はカールじいさんは何度も彼らをシッ、シッと追い払ってしまうのですが、
最後の方の場面になると(平凡なささやかな人生の中にも冒険があることに氣づいて)周囲に居るそのような身近かな存在たちとも仲良くなって、彼らと共にまた「新たな冒険」がどんどん展開されていきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
悪役というか、初めはカールじいさんの憧れの英雄だった「昔の著名な探検家」が、しつこくも自分の業績をみんなに認めて欲しくて
もうすでに絶滅したと思われていた珍しい稀少な「鳥」を手に入れることにこだわり、
(実物を生きたまま見ないと信用しない世間の人たち!に見せるために)にずっとその鳥を追い求めていくのですが、、。
この彼は「幸せの青い鳥」は実は自分の家(内側)にあるということを忘れているのですね。。
自分を人に認めてもらえないとしても自分の価値は変わらず、「ほんとうの
自分」は誰にも認めてもらわなくても大丈夫なのに、、
「それを証明しよう!」としてその彼は奈落の底に落ちて行くのです。。
ほんとうの英雄とは!? ほんものの冒険家とは!?
そしてほんとうの「自分にとっての幸せ」とは!?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
たとえ誰にもわかってもらえないとしても、自分の価値は変わらず自分の内側にあり、それを自分自身が認めることが出来れば、人はどれほど「楽」に「愉しく」幸せに生きられるか。。
ということを、この映画は教えてくれているように感じました。
もちろん、それはただ私がそう感じただけのことであって、見方によってはもっといろいろな「見どころ」や、たくさんの氣づきが人それぞれありそうです。
何度も観たい好い映画だと思いました。
子どもの頃から探検家だったエリーが、カールと結婚してからは、彼女にとっては「家庭が(人生そのものが)冒険」にもなっていたために、実際の外への冒険の旅はしないままに亡くなるのですが、
きっと亡くなってからが彼女にとっての真の「光のチャレンジ」となったのではないでしょうか。。
そしてエリーはそのことをカールに伝えたくて、瀧の側の家まで彼を導いたのかもしれません。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本日も「わが家」に遊びに来てくださってありがとうございます。
この暑さを乗り越えてみんなで無事秋を迎えられるのか!? それもまた冒険という氣がします。。
エリーとカールは生まれた赤ちゃんを亡くすというつらい体験もしています。。
またカールじいさんは年老いて愛するエリーが亡くなった後の孤独な日々をどう生き延びるのか!?
(身につまされるような「現代的な課題」をどうクリアーしていくのか。。)
そんなヒントもいっぱい詰まった名作☆ です。
まだこの映画を観たことの無い方はぜひ一度観られることをお薦めします♪
蛇足ですが、サザンオールスターズの桑田さんが歌っている「エリー♪」はもしかしてこのエリーヘの呼びかけなのでしょうか!?
「胸騒ぎの腰つき」どころか、いつも「ジタバタ」している私の拙い感想ですが、
すでに映画を観られたことのある方は、さて、どう感じられたでしょうか?
けれども今朝は暑さに負けず顔晴って絵の仕事をしました。
午後からは地元の自治会主催の映画会があり、『 カールじいさんの空飛ぶ家 』を初めて観ました。
これはもう10年ぐらい前?に全米で大ヒットしたアニメ映画 のようですが、予告編を見て面白そうだったので、集会所に出かけました。
そこで、みんなでDVDを大きな画面で観るのです。
といっても、今回の参加者は、小学校低学年ぐらいの男の子が3人 だけ! で、後は高齢女性が何人か。
そして高齢男性がちらほらという感じで、自治会世話役の関係者の方々を含めて、全員で15、6人。
( 何と、参加料はたったの百円!で、しかもお茶菓子付き♪ )
私は今回は子どもたちでいっぱいで、きっと賑やかだろうな〜と思っていたので、拍子抜けしました。
あまりにも少人数で、少々もったいないぐらいでしたが、おかげさまでクーラーの心地好く利いた静かな室内でゆったりと鑑賞出来てラッキーでした。。
皆さんすでにこの映画はとっくにご覧になってあらすじもよくご存知かもしれませんが、念のため下記に予告編をリンクしておきますね。。
☆ カールじいさんの空飛ぶ家 予告編
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
子どもたちと一緒に笑える冒険映画だと思っていたら、意外に深い「愛」がメイン!?のストーリーで、上質の大人の映画でもありました。
もっと前に観ていたらもしかしたらあまりピン!と来なかったかもしれませんが、今の年齢になって、というか、
カールじいさんの愛妻エリーぐらいの年代になってから初めて観ると、ほんとうにしみじみと心に沁みる場面が多かったです。
予告編のコメントにも「感動した」「泣いた」というメッセージがいっぱい。。
そしていろいろ氣づくことも多かったです。
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例えば私も家に対する愛着というか、執着が強いのですが、カールじいさんも最初は想い出がいっぱいある家にこだわって、家ごと逃げ出し、冒険の旅に出ます。
けれども最後の方になると、その家を手放し、その家はひとりでに瀧の側に居着くのです。
「執着を手放した時に長年の夢が叶う」ということのまるで象徴のように。。
そして犬や鳥やどこかの冒険好きの子どもが自分になついて一所懸命に関わってくれようとしてくれても、最初の頃はカールじいさんは何度も彼らをシッ、シッと追い払ってしまうのですが、
最後の方の場面になると(平凡なささやかな人生の中にも冒険があることに氣づいて)周囲に居るそのような身近かな存在たちとも仲良くなって、彼らと共にまた「新たな冒険」がどんどん展開されていきます。
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悪役というか、初めはカールじいさんの憧れの英雄だった「昔の著名な探検家」が、しつこくも自分の業績をみんなに認めて欲しくて
もうすでに絶滅したと思われていた珍しい稀少な「鳥」を手に入れることにこだわり、
(実物を生きたまま見ないと信用しない世間の人たち!に見せるために)にずっとその鳥を追い求めていくのですが、、。
この彼は「幸せの青い鳥」は実は自分の家(内側)にあるということを忘れているのですね。。
自分を人に認めてもらえないとしても自分の価値は変わらず、「ほんとうの
自分」は誰にも認めてもらわなくても大丈夫なのに、、
「それを証明しよう!」としてその彼は奈落の底に落ちて行くのです。。
ほんとうの英雄とは!? ほんものの冒険家とは!?
そしてほんとうの「自分にとっての幸せ」とは!?
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たとえ誰にもわかってもらえないとしても、自分の価値は変わらず自分の内側にあり、それを自分自身が認めることが出来れば、人はどれほど「楽」に「愉しく」幸せに生きられるか。。
ということを、この映画は教えてくれているように感じました。
もちろん、それはただ私がそう感じただけのことであって、見方によってはもっといろいろな「見どころ」や、たくさんの氣づきが人それぞれありそうです。
何度も観たい好い映画だと思いました。
子どもの頃から探検家だったエリーが、カールと結婚してからは、彼女にとっては「家庭が(人生そのものが)冒険」にもなっていたために、実際の外への冒険の旅はしないままに亡くなるのですが、
きっと亡くなってからが彼女にとっての真の「光のチャレンジ」となったのではないでしょうか。。
そしてエリーはそのことをカールに伝えたくて、瀧の側の家まで彼を導いたのかもしれません。。
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本日も「わが家」に遊びに来てくださってありがとうございます。
この暑さを乗り越えてみんなで無事秋を迎えられるのか!? それもまた冒険という氣がします。。
エリーとカールは生まれた赤ちゃんを亡くすというつらい体験もしています。。
またカールじいさんは年老いて愛するエリーが亡くなった後の孤独な日々をどう生き延びるのか!?
(身につまされるような「現代的な課題」をどうクリアーしていくのか。。)
そんなヒントもいっぱい詰まった名作☆ です。
まだこの映画を観たことの無い方はぜひ一度観られることをお薦めします♪
蛇足ですが、サザンオールスターズの桑田さんが歌っている「エリー♪」はもしかしてこのエリーヘの呼びかけなのでしょうか!?
「胸騒ぎの腰つき」どころか、いつも「ジタバタ」している私の拙い感想ですが、
すでに映画を観られたことのある方は、さて、どう感じられたでしょうか?