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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

☆ 映画『人生フルーツ』〜風と雑木林と建築家夫婦の物語〜

2017-04-10 | 映画の話題
いつだったか『ふたりの桃源郷』という映画を観て、山暮らしへの憧れが再燃しましたが、体力も要るので今さらそんなハードな暮らし方はとても無理だな〜とあきらめました。

が、都会の中でのこんな暮らしならぜひやってみたいと思いました。

実は映画はまだ観ていないのですが、『人生フルーツ』のチラシを手にして、これはぜひ皆さまにもお薦めしたくなりました。

すでにご覧になった方、本を読まれた方も多いと思いますが、下記はその映画のチラシからのご紹介です。

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 人生フルーツ Life is Fruity
     人生は、だんだん美しくなる。


風が吹けば、枯れ葉が落ちる。

枯れ葉が落ちれば、土が肥える。

土が肥えれば、果実が実る。

こつこつ、ゆっくり。

人生、フルーツ。



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ナレーション 樹木希林

津端修一(つばた しゅういち)さん 90歳、 英子(ひでこ)さん 87歳


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むかし、ある建築家が言いました。

家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。



愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの一隅。
雑木林に囲まれた一軒の平屋。

それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。
四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうにかわります。

刺繍や編み物から機織りまで、なんでもこなす英子さん。
ふたりはたがいの名を「さん付け」で呼び合います。

長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな氣遣いと工夫に満ちていました。

そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジェの言葉です。


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かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。

1960年代、風の通り道になる雑木林を残し、自然との共生を目差したニュータウンを計画。
けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。

修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめました———。

あれから50年。ふたりは、コツコツ、ていねいに、時をためてきました。

そして90歳になった修一さん新たな仕事の依頼がやってきます。


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本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。
ナレーションをつとめるのは、女優・樹木希林。

ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。

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ただいま上映中です!!

関西では大阪十三にある「第七藝術劇場」(略して「七藝」)にて 
ゴールデンウイークまで上映続行!!!



とっても残念なことに、修一さんは何年か前に亡くなられたそうですが、
英子さんはその後も同じ家に住み続けてこれまでと変わらぬ暮らしをされておられるそうです。
(一人暮らしになった英子さんのその後のことを書いた本も発行されています)


私が今もっとも観たい映画。
そして今もっとも憧れる暮らしがここにあります♪







(上記の写真は、昨春遊びに行かせていただいた造園家ご夫妻の手造りのお家とお庭です♪)



本日も遊びに来てくださってありがとうございます。
すでに映画をご覧になった方、本を読まれた方、ぜひご感想をお聞かせくださいね♡



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