箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」75 日本神道の問題点は、この世で偉い人を「神」にし、この世で「恨み心」を遺した人も「神」にまつり上げることである。
コメント
この世で偉い人を「神」とまつり上げることは、造物主エルカンターレの許される範囲であろう。しかし、悪を犯して民衆から裁判されても反省をせずに、逆恨み続ける人がいるのです。
こんな人物からの「祟り」を鎮めるために「神」扱いをするのは、味噌と糞を同じに扱う事であります。
悪人の恨み心を鎮めるのではなく、悪と戦う事(=悪人の反省を進める事)です。そうでなければ、大悪人が永遠に残ることになり、反対に増えてゆきます。こんな考えを基本にする宗教では、未来に渡って発展はないのです。
反省しなければ悪人が増えるだけなのです。
触らぬ神にたたりなし、の言葉があります。祟る人を「神」として扱うから、無下に扱うと祟るのです。神ではなく反省を進める勇気が必要なのです。
悪に目をつむるのは、もめごとを嫌う人には最善の方法かもしれませんが、悪を野放しにすることになるのです。とりあえずの解決策は問題解決を先延ばしにするだけですね。悪人が反省することなく、悪がはびこる方法です。