箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」99 簡単に「神」になるな。自らの動物性をもう一度、点検せよ。
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本来の魂は、親である神様から作られたものであると理解しています。しかし、さらなる悟りの向上を目指すために、肉体に宿り生まれて来ると、肉体からの要求に負けて、神の存在までを否定するようになりやすいのです。
死んであの世に還ってから、反省して、また生まれ変わるのですが、肉体にまたしても負けの経験をすると、魂の歴史記録(アカシックレコード)に刻まれてしまいます。
この世で尊敬され、「神」様扱いにされだすと、「そうかもしれんな。」となった時、名誉欲が満たされるのです。感謝がなくなるのですね。
悟りが進む程に、潜在意識の中の刻まれた動物性がないか?を点検しなければなりません。でなければ、せっかく人徳を積み悟りの高みにのぼったのに、地獄へと落ちることになるのです。
「自らの動物性をもう一度、点検せよ。」の言葉は、神どころか「天狗」になるなとの戒めですね。