箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」76 あの世の世界は、神の目から見て「公平」であり、あの世まで、「平等」にしてはいけない。
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大宇宙から地球、人類、山川草木すべてを創られた造物主エルカンターレは法則そのものであり、因果の理法が基本になっています。原因があってその結果があるというものであります。。原因はひとそれぞれでありますが、結果は原因に応じて現れるのであります。だから原因や結果を同じに見る「平等」はこの法則に反するのであります。チャンスは「平等」であるが「結果」までは「平等」ではないのです。それを結果まで「平等」にする行為や考えは悪になります。
ゆえに地獄で苦しんでいる人は「不平等」だと嘆き喚くのです。因果の理法を知らないのです。知ろうとしないのです。
仏法真理の根幹が因果の理法なのです。
結果を良くしようとすれば、原因を糺し、成果に向けて努力しなければならないのです。
努力なくして良い結果を求めていることが地獄で苦しむ結果になるのです。
人間には仏性があるのは真実です。しかし、すぐに仏になれると考えるのは、努力を無視した考えです。魂に仏性を与えられるのは「平等」ですが、魂を磨かねばならないのです。磨いて仏性を光らすのが、この世に生まれた証なのです。