今年の珈琲は生産国である国々が消費を拡大したり、中国の富裕層の高級珈琲のニーズが高まってきて、今までの流れから少しづつ変化しているようです。例えば今年のリオのオリンピックでも、ブラジルの昔は国内消費の豆とインスタントのコーヒーが主流でしたが、天候の変動などにより生産量が減少していたのにも関わらず、ヨーロッパのようなカフェが次々にできていたりして、消費に対し生産が追いつかない現状です。当店でも今年は、私が栽培の勉強を始めた中米のエルサルバドルのコーヒーをブルボン中心に味わっていただきました。来年はスペイン語を学んだグアテマラのコーヒーにスポットを当てて皆様に味わっていただきます。