新潟市と佐渡島旅行2日目、佐渡島の両津港に着きました
佐渡島って広いのですね~、驚きました。
沖縄に次いで、2番目に大きな島だそうです。
今回は、観光バスでの日帰り観光なので、島の南側の主な観光地だけを巡ります。
両津港で待っていた観光バスに乗り込んで、さあ出発です。
最初は、両津港からほど近い、トキの森へ行きました。
トキの森公園
「ニッポニア・ニッポン」と言う偉大なる学名を持つトキは、特別天然記念物です。
ここでは、激減したトキを保護、増殖を行っているそうです。
観察回廊からケージの中のトキを見ることができます。
ケージ内のトキ
あ、いました、いました
朱鷺色がかすかに見えます。
下の方にもたくさんのトキがいます。
飼育ケージ
トキとは別の種、クロトキやショウジョウトキも飼育されていました。
トキふれあいプラザ
ケージ内に、とまり木や水路などトキが安心して生育できる空間が再現されています。
じゃまをしないよう、静かに見ます。
あ~、いますね
時々、餌をついばみに近くまで来てくれるそうです。
飛び立つこともあって、翼の内側の美しい朱鷺色が見えるそうです。
残念ながら、この暑さ、トキもじっとしています
はっきりと朱鷺色を見ることができました。
時々、首を動かしてキョロキョロしていました。
こんなポストを見つけました。かわいい
佐渡乳業の牛乳パックもこのような感じで、とてもかわいかったですよ。
トキの森を後に、次は酒蔵に行きます。
尾畑酒造
エールフランス航空のファーストクラスに採用された「真野鶴大吟醸」を作っています。
こちら、試飲できました
う~ん、芳醇、まろやか~
よくわかってるわけではないですが、とても優しい口当たりです。
では、お待ちかねの佐渡名物「たらい舟」体験へ向かいましょう。
小木港 佐渡名物「たらい舟」のりば
小木港は、佐渡島の最南端の方角にあります。
本日、波も穏やかです。
たらい舟
素人が漕ぐと、ただクルクル回ってるだけになるようです。
さすが、漕ぎ手さんは上手で、自由自在に操られます。
たらい舟に、ただいま乗船中
漕ぎ手さんは、話もしながら思ったところへ漕いでいきます。
このふわふわ揺れている感じが心地よくて、もう一回乗りたいくらいでした。
それでは、佐渡金山へ向けて出発です。
島の真ん中辺りの東側にあります。
金山の前に連れていってもらった所が…何でしょう、こちら?
まるでジブリの世界ではないですか
北沢浮遊選鉱所
東洋一を誇った選鉱所跡
今となっては、蔦がからまる巨大なレトロ空間。
廃墟と化した産業遺産ですが、ステキな雰囲気を醸し出しています。
何か、使える方法はないのでしょうか⁈
道遊の割戸
江戸初期の露天掘り跡
金脈に沿って、掘って掘ってをしていたら、山が割れてこのような形になってしまいました。
佐渡金山 宗太夫坑(そうだゆうこう)入口
江戸初期の坑道跡を巡ってきます。
所要時間は、だいたい30分。
他に、明治期の坑道跡や廃坑となった坑道をガイドさんと巡るプランもありました。
佐渡金山、奥深い。
地下へと降りていきます。
坑道内は10℃だとか、ひんやりとしてきました。
上着を持ってきていたので、すぐ着ました。
採掘現場に到着
坑道跡に採掘作業を忠実に再現されている様子を見ていきます。
お人形が動いて、しゃべってくれるので、当時の様子が想像しやすかったです。
杉右衣エ門断層
水を掻き出しながらの急斜面での作業は、さぞかし過酷な労働だったでしょう。
地下の深い所まで、掘り進んでいるのですね。
こんなに明るくなかったはずだから、怖いし危険です。
休憩所
4時間交代だったようで、食事したり、筵に横になったりしています。
出口
坑道跡から出てきました。
佐渡島の王道というべき観光をした一日でしたが、
なかなか興味深くて面白かったです。
旅行した時にはいつも思うのですが、
同じ日本だと言うのに、地域が変われば文化も歴史も少しずつ違っています。
見るもの聴くもの、全てが新鮮で楽しい。
19:30 両津港からのフェリーで新潟へ帰ります。
新潟港には22:00着
遅いので、フェリーに乗る前にターミナルでおそばをいただきました。
本日、ランチもディナーも簡単過ぎるほど簡単。
次回へ続く
それではまた~