あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

長岡弘樹著「教場 X」、鈴木亮平著「行った気になる世界遺産」を読みました~

2021-10-20 17:48:08 | 読書

「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。

 

読書が大好きで、という訳でもないのですが、

   はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです

1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。

シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、

ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず有難く読んでいます。

 

今回は図書館で借りた本を二冊。

新刊なのに、すぐ借りられてラッキーな本と、かなり待って借りられた本があります。

 

1冊目は、長岡弘樹著「教場 X 刑事指導官 風間公親」

新刊が発売されてすぐに図書館で予約しました。

夫が。

ラッキーにも、1人目でしたので、入荷後すぐ借りられました。

まっさらなハードカバーなんて久し振りで嬉しいです。

普段は、夫と本の好みが違うので、あまり共有はしないのですが、

今回は夫婦二人とも読みましたので、さらにラッキーでした。

 

長岡弘樹著「教場 X 刑事指導官 風間公親」

木村拓哉さんが演じて好評だった巻の最新刊です。

 

まず殺人事件が起きて、

犯人はどうして殺人を犯すことになったか、その背景を描いていきます。

けっして悪人だから殺人者となるのではないのです。

現場には、新人刑事とその指導官である風間公親がやってきます。

新人刑事はヒントをもらいながら、

単なる殺しではない背景を暴いていき、犯人逮捕へと迫っていくのです。

短編が数話ある形式で、どのエピソードも犯人のやるせない思いに共感しながらも、

やはり罪は罪で逮捕されるのです。

全巻読んでいますが、いつも通り面白かったです。

 

2冊目も図書館で借りた本、鈴木亮平著「行った気になる世界遺産」

世界遺産が好きで検定資格を持つほどの俳優、鈴木亮平さんですが、

なんと妄想で行く世界遺産の本を出されたことを、新聞かテレビで知りました。

さっそく図書館の予約サイトを調べてみると、時は遅し、

もうすでに何十人もお願されていました。

待つこと数ヶ月、やっと借りることができました。

 

鈴木亮平「行った気になる世界遺産」

イラストも描かれています。

 

あまり行った人が多くはない世界遺産へ、行ったつもりのお話です。

そう、私も行った気になって、よく妄想することがあります。

けっこう皆さんもしていることかもしれませんが、

鈴木亮平さんのひとりでのお楽しみを覗かせていただいたようで、とても楽しめました。

数か所は実際に行ったことがありましたが、

ほとんどはいつか行ってみたいと思っている世界遺産でしたので、

選ばれた場所も素晴らしいなと思いました。

コロナ禍では、海外への憧憬はこのような本を読むと少しは解消されるかもしれません。

いや、さらにつのる

 

それではまた~

 

 

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北方謙三著「三国志 一の巻」、坂木司著「和菓子のアン」を読みました~

2021-09-29 16:44:04 | 読書

「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。

 

読書が大好きで、という訳でもないのですが、

   はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです

1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。

シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、

ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず有難く読んでいます。

 

今回は図書館で借りた本2冊。

1冊目は、北方謙三著「三国志」の一の巻、天狼の星です。

 

吉川英治著「三国志 一の巻 天狼の星」

 

あらら?

確か吉川英治著の三国志を5巻まで読んでいたのでは?

そうなのです。

なんとか5巻まで進めることができ、今回こそは最後まで読みきろうと思っていたのですが、

やはり読めません、断念しました。

もともと長編の小説を読むのが、苦手と言うか楽しくないので、

読んではやめ、読んではやめを繰り返していました。

せめて上中下巻の3巻くらいまでならなんとかなるのですが、それ以上になると飽きてしまいます。

夫は反対に、長くても苦にならないようで、

塩野七生著「ローマ人の物語」など40巻以上の本もひたすら読んでいましたね。

私なんて、『ローマだわ、面白そう』と手には取ったのですが、2巻目さえ読破できませんでした。

かと言って、短編小説「三国志」なんて聞いたことがありませんし、

一つ一つ面白い物語がたくさん詰まっています。

それを短くすると、ただのあらすじになってしまって、つまらなくなってしまうでしょう。

では、北方謙三著「三国志」はどうでしょうか?

北方先生の「楊家将」シリーズも好きだったので、読みやすいかもしれない。

そう考えて借りてみました。

家にはどれも全巻揃えてあったのですが、数年前に全て断捨離。

でも、図書館で借りられるので、断捨離しなければよかった、などの後悔はありません。

 

吉川英治著「三国志」と北方謙三著「三国志」は、最初の出会いの設定からずいぶんと違います。

それなら、宮城谷昌光著はどうでしょうか?

一度読んでみたくなりました。

 

2冊目は、坂木司著「和菓子のアン」

新聞の小説紹介欄に載っていて、面白そうなので借りました。

 

坂木司著「和菓子のアン 大活字本シリーズ

 

こちらの本は、いくつかの種類があって、

一番新しいのが、この大活字本シリーズでした。

ん?大活字本シリーズ?

弱視者(低視力者、高齢者など)にも読みやすいように、文字の大きさや行間などを調整し、

大きな活字で組み直した本。

と、ありました。

いつもネット予約ですので、実際に見て確認するわけではありません。

新しい方がいいに決まってるし、老眼の域にも達しているので、一度大きな文字の本を読んでみましょう、

とポチっと予約しました。

こちらも児童書を借りた時と同じく、いつもと違うと読みづらいのです。

なかなか読み進まないし、頭にすんなりと入ってきません。

もう一度、普通の文字本を借りなおした方が良さそうです。

でも、初めて大活字本を読んでみることができて、いい経験になりました。

これも公共図書館のおかげです。ありがたい。

 

それではまた~

 

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「ギリシア神話」、「京の暖簾と看板」、「ハルメク」を読みました~

2021-09-21 13:01:44 | 読書

「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。

 

読書が大好きで、という訳でもないのですが、

   はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです

1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。

シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、

ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず有難く読んでいます。

 

今回は図書館で借りた本2冊とジム仲間からお借りした雑誌です。

1冊目は、石井桃子編・訳 富山妙子画「ギリシア神話」

実はこちらの本、小学生の高学年向けの児童書だったのです。

新聞で紹介してあったので、久しくギリシア神話なんて読んでいないわ~、と思って、

図書館のネット予約で検索してポチ。

手に取ってみて初めて児童書だと気が付きました。

でも、きっと読みやすいでしょうから、それもいいかもしれない。

…とは、いかなかったのです。

 

石井桃子編・訳 富山妙子画「ギリシア神話」

そうそう、こんな話がありました、昔々は知っていました。

そんな風に懐かしく思い出しながら読みました。

 

パンドラ、

この世にどうして「苦しみ」がやってきたか。

でも、同時に「希望」もやってきたことを忘れてはいけない。

アポロンとダフネ、

どのようにしてアポロンはゲッケイジュを自分の木にしたか?

他にもたくさんのお話があります。

王様の耳はロバの耳も、ヘラクレスの十二のぼうけんやトロイア戦争も、そうです。

小さな頃の記憶を辿っていくのは面白かったのですが、

意外に児童書は読みづらいのです。

いつも慣れている文体や漢字使いが違うので、スラスラとは頭の中に入ってきません。

次は、児童書じゃない本にしましょう。

 

2冊目も、図書館で借りた本。

【文】竹本大亀 【写真】渡部巌 「京の暖簾と看板」

こちらも新聞で見て、面白そうと興味を持って借りました。

 

【文】竹本大亀 【写真】渡部巌 「京の暖簾と看板」

美しい写真と丁寧な説明が書かれています。

表紙は、高台寺 土井

「梅枝丸」の家紋が描かれているそうです。

 

行ったことのあるお店、いつかは訪れてみたいお店、好きなお店が

たくさん載っていました。

よく覚えている暖簾や看板もあり、わざわざそれを見に行ったお店もありますが、

全く気が付いていない所もありました。

今度行く時は、お店に入る前にじっくりと暖簾や看板を眺めたいです。

 

 

3冊目は、ジム仲間からお借りした雑誌「ハルメク」

一年間購読して契約解除したので、今回が最後となるそうです。

ありがとうございました。

 

ハルメク 7月号

8月はジムを休会していたので、お借りする順番が最後になりました。

 

それではまた~

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石田純郎著「世界の美しい病院ーその歴史」、吉川英治著「三国志 五孔明の巻」を読みました~

2021-09-05 17:22:28 | 読書

「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。

 

読書が大好きで、という訳でもないのですが、

   はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです

1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。

シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、

ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず有難く読んでいます。

 

今回はどちらも図書館で借りた本です。

一冊目は石田純郎著「世界の美しい病院ーその歴史」

写真もたくさん載っていて、それを見るのも楽しいと思って借りました。

 

石田純郎著「世界の美しい病院ーその歴史」

観光客も滅多に行かない、ガイドブックにも載らないけれど、

世界には歴史ある美しい建物の病院がたくさんあるようです。

今も現役だったり、文化財として見学できる施設もあるのですね。

 

え~、病棟の本?って思われるかもしれませんが、

バルセロナに行った時に、とても見事な建築の美しい病院を見かけました。

しかも現役で市民の皆さんが通われていたのに驚きました。

あまりの美しさに、お見舞いのふりして入って行って見学したいくらいでした。

まわりは、ガウディの建築群がいっぱいで街中博物館のような煌びやかな中、

病院なのですが、そこにしっくり収まっているのです。

そのことが印象に残っていて、この本を見た時に借りてみたいと即座に思ったのです。

 

世界の美しい病院は、それこそ世界中にあるのですが、

せっかく行ったことのある都市でも、ガイドブックにも載っていなければ素人は素通りしているだけです。

カンボジアのアンコール・ワットへの王道沿いにあったようですし、

ローテンブルクにもニュルンベルクにも、ザルツブルクにもあるようです。

行ったことのある都市なのですが、全然気付かなくて残念です。

でも、唯一写真に撮っていた所がありました。

 

ローテンブルク シュピタール門とシュピタール棟

シュピタールとは困窮者収容所という意味なのだそうです。

私は両脇の棟が病院とは知る由もなく、関心は門の中へ入って行くことでした。

中は城壁に通じていて、要塞(シュピタール・バスタイ)の様子が残っていました。

 

大砲もありました。

 

日本国内にも、美しい病院が数か所残っているそうです。

和歌山にある華岡青洲の春林軒や、他に津山、倉敷にもあるようで、これらは近い方なので行けそうです。

台湾の台中にある宮原眼科は、とても行ってみたかったカフェ。

友人は行ったことがあって、ステキだったそうです。

お嬢さんが台湾在住の友人もいるので、海外へ行けるようになれば一緒に行きたいのですが、

まだ当分ムリですね。

だから、本を借りて、世界の美しい病院の写真を夢見心地で眺めています。

学術的なことはさっぱりわかりませんから、著者の先生には申し訳ないのですが、

でも、自分の写真を探したり、旅行ブックを見たりして楽しませていただきました。

 

2冊目は、ついに5巻まできました吉川英治著「三国志」

 

吉川英治著「三国志ー五、孔明の巻」

ついに諸葛亮孔明が登場する巻まで読み進めることができました。

馴染み深い話がたくさん出てきます。

 

五巻なのに、この本、結構傷んでいます。

それほど皆さんが借りられて人気だったのでしょう。

でも、今さら読もうという人が少ないのか、待ち人数は全くないですし、延長もできます。

どの巻も楽々借りられます

が、

話が長すぎて、ちょっと読むのがしんどくなってきました。

そろそろ限界かな?

今回も読破ならず、になりそうな予感。

 

それではまた~

 

 

 

 

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本郷和人著「『失敗』の日本史」、五木寛之著「生き抜くヒント」を読みました~

2021-08-22 17:03:00 | 読書

「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。

 

読書が大好きで、という訳でもないのですが、

   はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです

1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。

シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、

ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず有難く読んでいます。

 

友人にも会えず、旅行にも行けない日々にはテレビ、時々読書。

そして、

美味しいスィーツがあれば、なんとかごきげんも保てます。

 

今回の1冊目は、図書館で借りた本郷和人著「『失敗』の日本史」

 

本郷和人著 「失敗」の日本史

どうして敗者となり没落していったのか、もし違う道を選んでいたら日本史は変わっていただろうか?

源平の世から石田三成までの「失敗」を解説されています。

小説ではないので、お勉強の部分も多いのですが、

素人にもわかるように易しく説明してくださっています。

 

いくつか面白い箇所があったので、ご紹介しますね。

野村克也さんが、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言われたそうです。

そうかもしれない、そうだ、そうに違いない

何かわからない力が働いたとしか考えられない幸運な勝ちって、歴史上にもたくさんあるようです。

今までの善行のご褒美だから幸運が舞い降りた、

などとは考えられない偉人は、たくさんいそうですものね。

妙に納得させられた言葉でした。

 

「秀吉はどうして徳川をつぶしておかなかったのか?」

整然と解説されていますが、

ついついそこからズレていって、私の頭の中では、

『もしかしたら、秀頼が実子ではないことを知っていて、豊臣が潰されるのをねらっていたとか?

これって淀殿に対する最大の復習だったりして』

こんな途方もない妄想にまで発展していってしまいました。

 

「北条氏はなぜ房総半島へ向かわず、北へと上がったか?」

昔は、川が障害となり国境となったからだそうです。

赤壁で負けた曹操も、長江を越えるのを諦めたのは同じ理由。

長江と言えば、

「中国の人が日本に来て瀬戸内を旅行した際に、

『なんだ、日本にも長江と同じくらい大きな川があるじゃないか』と言ったとか」と書かれていました。

長江を見たことの無い者でも、いかに大きいか、ほんとよくわかる面白い小噺ですね。

 

その北条氏、後醍醐天皇の頃の北条顕家についても書かれていました。

ずいぶん前になりますが、北条顕家が主人公の小説を読んだことがあります。

とにかくかっこよくて夢中で読んだのですが、もちろん最後は悲しくてやりきれない。

 

北方謙三著「破軍の星」

もう一度読みたくなりました。

 

2冊目は、ジム仲間からお借りした五木寛之著「生き抜くヒント」

このジム仲間、最近のご興味の傾向が面白くて、いつも笑いながらお借りしています。

「在宅ひとり死のススメ」の次は、「安楽死で死なせて下さい」でした。

終活への準備を着々と進められているのかと思っていたら、

今回は「生き抜くヒント」ですか

ご本人も一緒に大笑いでした。

 

五木寛之著「生き抜くヒント」

ものすごく真面目な文章の中に、ちらっとユーモアがあります。

何事も出す方が先で、入りが後にくるそうです。

「出入り口」に、「貸し借り」もそう。

身体も同じで、出す方が先。

トイレではボートを漕ぐようにしてみると、しっかりと出るそうです。

なるほど。

 

さ、ブログも書いたし、おやつタイムにしましょう。

あ、入れてばかりですかね

 

それではまた~

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