昨晩は、閉門後の清水寺を拝観し、舞台での御陣乗太鼓の演奏を聴きに行きました。
数十人限定の清水寺貸切なので、静寂の清水の夜でした。
言わずと知れた清水寺仁王門
閉門間近でもたくさんの人が訪れています。
『清水の舞台について』と言う題で学芸員の方の講演を始めに聞きました。
仁王門左手にある大講堂で解説して頂きました。
清水の舞台は、ご本尊の観音様に見ていただく為のものだそうです。
けっして、京都市内を一望する為に建てられたのではないそうです。
よく考えたら、そうですよね、
そういうことなのですね。
夕日が沈んでるとこです。
清水の中で一番の絶景を見られる所、西門へ。 急げ~
通常は非公開の西門から望む日没
素晴らしかったです。
ここから西の方向、つまりは西方浄土を思い拝んだのだそうです。
夕日が沈んだ後の西門からの京都
江戸時代の再建だけれど、極彩色の桃山様式、だそうです。 たぶん
相変わらずのいい加減さ。
誰もいない清水の中、本堂舞台へ
明かりに照らされた回廊には誰もいなくて、静寂に包まれて。
清水の舞台で能管の演奏を聞きました。
音羽山にライトアップされた塔が浮かび上がり、
それはそれは、雅な夕べでございました。
それから、迫力の御陣乗太鼓を鑑賞。
あああ~、残念です。写真撮影はご遠慮下さい、でした。
能登で一度見ていたのですが、またぜひ見たいと思っていました。
ほんと、すごい迫力で鬼気迫る感じです。
そりゃそうでしょ、昔むか~し、武器があまり無い農民が、攻め入った上杉勢を必死で追いやった太鼓ですよ。
またまた妄想の世界に入りますが、どれだけの思いで太鼓を打ったのだろうか。
などど考えると、胸が熱くなるのです。 うるうる
そろそろ、戻ってこ~い
幽玄の世界に酔いしれた夜でした。
帰途も、夕闇に照らされた清水がそれは素晴らしく、夢見心地でした。
舞台の柱
舞台から仁王門の方へと帰って行きました。
初めての静かな清水寺。
知らない魅力がいっぱいありました。
えっ??今日は食べ物話はないのかって?
ありますよ、それはまた次回に
それではまた~