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気仙沼で大規模津波防災訓練 3100人、避難態勢など確認 とのこと

2012-11-06 08:19:45 | 震災関係
日曜日の記事ですが、3日に気仙沼で防災訓練が行われました。
その記事をどうぞ。

【気仙沼で大規模津波防災訓練 3100人、避難態勢など確認】

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121104t13030.htm

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市と県は3日、震災後初の大規模な津波総合防災訓練を市内で実施した。市民や関係機関の担当者ら約3100人が参加し、避難やけが人搬出などに取り組んだ。

 三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、沿岸部に10メートル以上の大津波警報が発令されたとの想定。午前9時すぎ、市内約140カ所の防災無線から「大至急避難せよ」と命令口調のアナウンスが流れると、住民らは近くの高台を目指した。
 イオン気仙沼店では地震発生を伝える店内放送が流れると、店員が買い物客らに揺れに備えてしゃがみ込むよう指示。約120人が、高台の県気仙沼合同庁舎に列をつくって避難した。
 近くに住む主婦斉藤紀美江さん(38)は長女(10)と長男(5)と一緒に駆け上がった。「3人で避難訓練するのは初めて。大人になると訓練に参加する機会が少ないので、貴重な体験になった」と語った。
 同市下八瀬の五右衛門ケ原運動場仮設住宅(170世帯)では約70人が火災訓練に臨みバケツリレーで初期消火を体験した。自治会副会長の吉田澄子さん(64)は「高齢者が多いので、サポート体制の確立が課題と感じた」と述べた。
 震災で孤立した離島・大島でヘリコプターを使ってけが人を搬送したり、気仙沼湾内の漂流者を救助したりする訓練もあった。
 菅原茂市長は「堤防が崩れていることもあり、危険度は震災前より増している。今回の訓練を検証し、来年度に改定する地域防災計画に反映させたい」と話した。


気仙沼市では地震から津波到達までの時間を20分と想定しています。
「20分以内に高台まで逃げる」
これは本当に避難経路の準備、把握、シミュレーションをしておかなければならないと思います。
どこの場所でもまたどんなシチュエーションでも高台へ20分以内に逃げる。
深夜地震が発生した場合を考えて貴重品や衣類や食料の場所の確認。あとはペットがいる家庭はペットをどう避難させるかなどなど、本当に考えなければなりません。
次に重要なのはこの気持ちの持続ですよね。10、20、30年経っても後世の人たちが同じ気持ちでいること。
そして東北の人たち以外の地域にいる方も同じ気持ちになってもらいたいですね。
いつどこで発生するかわからないのですから、「大丈夫だから」、「関係ないでしょ」だと同じことの繰り返しになりますよ。