初ガツオ

気楽会日記にも書きましたが、
気仙沼魚市場で初ガツオが水揚げされましたね！
本当におめでとうございます！
嬉しいです！

気楽会日記と同じ内容を書きますので、ご了承ください。

カツオ漁船と言えば、私は高知を思い出します。
気仙沼港に高知からの漁船が多く訪れます。
ある漁師さんはコヤマの山荘でよくコーヒーを呑みに来てくれていました。
毎年立ち寄ってくれて、いつもカツオを持ってきてくれました。
私が小学生くらいの頃、その漁師さんがカツオを自宅に届けてくれるから
家で待っていて親に言われ、待っているとごっつい男性二人がやってきました。

まぁ、見るからに漁師という風貌で、両手に発泡スチロールを抱えながらこう言いました。
「おかってどこ？」
「？」
「おかってどこにあるかわかる？」
と私は、はじめて耳にする「おかって」という言葉にドギマギしてしまいました。
何を指しているのかわからないまま、勝手に高知の方言だと思いこみ、
もしかして、トイレのことを言っているのではないかと、でも不安だったので
あいまいな方向を指さしました。
漁師さんも（？）な状態でとりあえず指さしたトイレの前に発泡スチロールを置きました。

後々、親に聞いたのですが、「お勝手」とは「台所」のことで
方言でも何でもありませんでした。
その日からお勝手という言葉は忘れたときがありません。

今でも、カツオを入れた発泡スチロールを見ると
「おかって」を思い出します。

カツオ早く食べたいですね。
兎にも角にも気仙沼魚市場が動き出したことがとても嬉しいです♪



復興の初ガツオ、気仙沼の港で水揚げ