またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

思い出の品…

2011-03-23 08:19:10 | 震災関係
兄がどうにかガレキ(表現としては不適切?この前まで家だったところ)から
幸町の実家にたどり着いたという連絡がありました。
1階はなくなっていて、2階だけが数十メートル先に引っ越しをしていたそうです。
私の部屋(次兄も兼務している部屋)は辛うじて残っているみたいで
“何かとってきてほしいものがあるか?”とのことですが、
よくよくよく考えてみると、思い出の品が思い浮かばない。。。

確かに写真や家族のビデオテープなどは欲しいですが、残念ながら
一階に置いておいたので、それは無理な話で、
青春時代のドラムセットやピアノも1階だし、
いつかもらおうと思っていた親父のジャズレコードも1階。。。
高校を卒業してから自分の部屋は年に数回泊まる程度で
マンガくらいしかない。
厳密にいえば、何となく持ってきてほしいものがあるけど、
それも別にいいや。

形にない思い出がたくさんあるから、
一家団欒や家で起きた様々な思い出は
胸の奥にあるから思い出の品はなんていらないよ。
思い出はここにしっかりと残っている。
これから思い出がたくさんできるから形があるなしは
関係ないさ。


気がかりなのは買っていたネコ2匹。
兄が行った時にはいなかった。
いつも2階で寝ていて、よく屋根裏に逃げ込むから
運が良ければ、逃げていてくれるかな。。。。
どうにか逃げていてほしい。
動物が家族の一員とするとかしないとかそういうのを
関係なしにしてネコも立派な家族だ。
どうにか生きていてほしい。
また私に噛みついてほしい。