・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

贈る人

2010年12月07日 | なんだいまあ(何だこりゃが念仏になった)
日曜日の午後、ふだんはあまり見ないゴルフの中継録画が放送されている。今年最後というので、面白そうかなと思って付き合った。

賞金王の座を譲らなかった金、ゲームが終わった韓国人の柔らかい顔、なかなかよかった。
41歳の藤田が優勝、17・18番はさすが真摯歴戦のプレーヤーの戦い方だった。

それにしても、賞品を「贈る人」の姿は、ただ「渡す人」でしかなく、いかにもぶざまであった。
表彰するとき、受賞者の顔を見たか見ないか、おめでとうも言ったか言わないかのうちに、カメラのほうに気を取られてキョロキョロするだけ。それが二人出てきて二人とも。個性なら、これほど見事に合致するのも珍しい。

TVに映るなら、もう少しそれらしい振る舞いがあるだろう。
できなければ稽古をすればよい。
それもビッグイベントへの参加行為なのだから。

カネを出すこと、モノを贈ること、それでスポンサーの役が終わるわけではない。
こういう立派なスポンサーが、この大きなイベントを支えているのだと、見ている人みなが思わなければ、折角作った大型模型のキーの価値もぐっと落ちてしまうのだ。