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(旧:アヴァンの物語の館)ギリシア神話的世界観で人魚ナオミとヴァンパイアのマクミラが魔性たちと戦うファンタジー的SF小説

第三部闘龍孔明篇 第10章—3 いざ、ミシガンへ!

2019-01-28 00:00:00 | 私が作家・芸術家・芸人

 何これ? 
 意味不明にもほどがある。いったい全体、私にどうしてほしいの・・・・・・
 そう思った時、便せんの下にもう一枚便せんがあることに気づいた。
 便せんの下の便せんには、こうあった。

ナオミ殿
 孔明の祖父の青龍と申します。
 夢魔がこんなメモが残されていきおった。

コーネリアスはあずからせてもらったわ♥
ミシガン山中で会いましょう♡
どうぞお仲間もご一緒に♥
『惹き付けるもの』ミホシム

     

 コーネリアスとは、孔明のことじゃ。そして、この場所は魔女のマクミラが作った4つのテーマパークのことじゃと思う。
 どうか、孫の眠眠と一緒に孔明を助けてはくれまいか?     祭青龍

 ナオミに迷いはなかった。だが、パートナーには許しを請わなくては。
「決勝戦を辞退してミシガンに行きたいの!」手紙を見せてケイティに頼み込んだ。
「もちろん、かまわない。だけど条件が一つ」
「どんな条件でも飲むわ。それは何?
「私も一緒に行くわ」
「ケイティ・・・・・・私がトラブルに引きつけられるマーメイドとわかって言ってるの?」
「マクミラがらみなら、クリストフだっているでしょ?」
 そうか・・・それならケイティもおいてはいけない。ナオミは、しぶしぶ承諾した。
 全米ディベート選手権決勝戦の結果が棄権によって決まるなど、前代未聞の大事件になりそうだった。それでも、ナンシーがとってくれた飛行機チケットのおかげで、二人はすぐ旅立つことができた。
 デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港に降り立った瞬間、ナオミはマクミラの強い波動を感じた。
 マクミラも、同様だった。
 二人が同時につぶやいた。「あいつがいる・・・・・・」
 ナオミとケイティが気づくと、到着ゲートにはマクミラ、アストロラーベ、スカルラーベ、ジェフの四人が出迎えていた。
「久しぶりね。相変わらずの美しさね」ナオミが、マクミラに話しかける。
「ありがとう。でも、わたしは盲目だからお世辞は返せないと言わなかったかしら?」
「お世辞なら、ケイティに。前回、彼女は闘いの場に居合わせなかったから」
「カンザスの闘いから5年、精神世界の闘いから3年。時の経つのは早いものね」
「無駄話をしてる時間はないわ。わたしは、孔明を助けにあなたご自慢のミシガン山中のテーマパークに行きたいの? パスポートは、ここでいただけるのかしら?」
「条件次第ね」
「条件?」


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