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「全米日系人博物館」に行ってきました!

2012-08-26 02:58:58 | 私が作家・芸術家・芸人
 語り部のアヴァンです。

 明日、日本に帰りますがメンフィスには直行便がないので、昨日、経由地のロサンゼルスで「全米日系人博物館」を再訪することができました。

     

 メンフィスで公民権運動の歴史を見ると、「黒人の人たちには、差別に苦しんだ歴史があるんだなあ」と他人事に思う人たちが多いかも知れません。しかし、全米日系人博物館(英語名称:Japanese American National Museum)を見ると、日本からの移民や二世も差別に苦しみ、それを乗り越えるために努力をしたことを知ることができます。例えば、ロサンゼルス・タイムスは社説で 「この博物館の完成は、日系アメリカ人にとって歴史的な瞬間であるとともに、日系人によるアメリカへの貢献の歴史に新しいページをしるした」と記しています。

 全米日系人博物館のウエッブサイトによれば、「1982年、ロサンゼルスのリトル東京の日系ビジネスマンたちと第二次世界大戦で大活躍した日系退役軍人たちの2つのグループが、それぞれ日系アメリカ人に関する博物館をつくりたいと考えはじめました。不動産開発業を営み、またメリット貯蓄銀行の会長だったブルース T.カジは、リトル東京に計画されていた集合住宅のなかに博物館を併設することを提案しました。そのころ、第二次世界大戦の日系人部隊として有名な442部隊の退役軍人たちは、ロサンゼルス・カウンティ自然史博物館で「日系アメリカ人兵士」展を開催しました。442部隊の退役軍事たちはこの展示会後、常設展示できる場所をさがしはじめました。
 しばらくして、韓国系アメリカ人、ヤンオク・キム陸軍大佐と日系アメリカ人、Y.B.ミヤマを中心とした退役軍人のグループが、カジに連絡をしてきました。ふたつのグループは合流し、1985年に全米日系人博物館が私立の非営利団体として正式に発足したのです」とその歴史が紹介されています。

 場所は、オフィス街の真後ろのリトルトーキョーの中心にあって、周りにはホテルもたくさんあるので、もしロスに行かれる機会があればご訪問をおすすめします。日本人のボランティアガイドの方から、直接、説明を受けることができます。アメリカ人のボランティアガイドの方から、英語で説明を受けることもできます。

 特に感動したのは、9.11同時多発テロ当時の運輸長官(日系人としてもアジア系アメリカ人としても初めてのアメリカ閣僚)ノーマン・ミネタ(Norman Mineta)氏が、自身が第二次大戦中に日系人であるために強制収容所に送りこまれた経験から、アラブ人だけをターゲットにすることは認められないとして、「全員を対象とした空港のセキュリティ・チェック」を議会で演説して採択させたエピソードです。特定の人種に基づく差別・選別をRacial Profilingと言いますが、ミネタ氏の行動に感謝したアラブ系アメリカ人が、この後、戦中に強制収容所で亡くなった日系人の慰霊祭に参加するなど、日系人コミュニティーとの交流が始まったそうです。

 アヴァンは、「6000人の命のビサ」で有名な外交官の杉原千畝(ちうね)氏の業績を示したリトアニアのヴィータウタス・マグヌス大学アジア研究所敷設の杉原センターにも行ったことがありますが、こうした世界で尊敬されている日本人・日系人のことを聞くと私たちも誇りに思えるだけでなく、がんばろうという気持ちにさせられます。


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4 コメント

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博物館のご紹介有難うございます (蘭)
2012-08-26 17:16:41
ロスに行く機会があれば是非行ってみたいと思います。世界で認められる日本人を知ると嬉しくなりますね。アヴァンさんも国際的に活動されている方のようですね!
蘭さん、ありがとうございます (アヴァン)
2012-08-28 13:18:18
活躍はしていないのですが、仕事がら海外出張最近、多くなっています(冷や汗)。でも、同じ人生なら人のためにがんばりたいですね!
同感です (蘭)
2012-09-02 18:12:03
「ひとのために」素晴らしいことです。少しでもひとのために出来る余裕のある人間になりたいです!
蘭さん、ありがとうございます (アヴァン)
2012-09-05 03:59:51
本当ですね。

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