Chef's Note

『シェフの落書きノート』

栞 2008年春 4月30日

2008-04-30 | 美味しいお話
ブログを書き始めたのは…
2005年の晩夏から…。
拙い内容なのに、お読みいただいて…
本当にどうもありがとうございます。

この6月15日で、アウラは、3周年を迎えます。
僕の中では、一区切りつけたいという心境でいる今日この頃です。

オープン当初は、本当に何もかもが試行錯誤。
今になって、少しかたちができてきたかな…という感じです。

今まで、スタッフの人集めにそれほど苦労したことのない僕にとって…
この現在の飲食業界の人材不足には、困り果ててた毎日でした。

それが今になって少しづつ集まり始めてきている次第です。
落ち着いて、力を発揮してくれるまでには、まだもう少し時間は必要ですが、焦らず気長に皆で頑張っていこうと思います。

今年のGWの祝日は、営業しようかどうしようか迷いました。
毎日起こるイレギュラーに対処しているうちに皆さんへのアナウンスも遅れてしまいました。
もっとキチンとしたかたちでスタッフと共に取り組みたいので…
今年のGWの営業は、やめておきます。
カレンダー通りの営業となりますので…
何卒、宜しくお願いいたします。


そして、今日は、個人的に僕にとって大きな日になりました。
それが何かは、いずれほんの少し…このブログでもふれることになるかもしれません。

今、僕がするべきこと…
それは、できることを少しづつでも積み上げていくこと…。

子供の頃、野球少年だった僕は、ピッチャーでした。
自分の作る料理を投球内容と例えることがたまにあります。

アウラでは、いままでお店の体制がなかなか整わず…
作る料理は、いつもいつでも牽制球が投げやすいセットポジションからの投球でした。

全力で投げられないもどかしさ…
それでもこんなにもこの拙いお店を慕ってくれるお客さまに…
感謝の気持ちでいっぱいです。

本当に今までの応援をどうもありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いいたします。

先日、以前にこのブログでも書いたお客さまである のぞえさんが再びご来店いたしました。
今度は、相方さまからのご予約で…
乾杯のスパークリングワイン、そしてワイン、お料理内容のすべてをお任せ。
承ったのは、ご予算だけです。
正直、アウラでこんなご予約を頂いたのは初めて…
僕が料理長を務めた過去のお店でもほんの数本を数えるくらいのご注文です。

そんな信頼感あふれるご予約を頂いたわけですから…
セットポジションではなく、アウラで初めて全力投球をした次第です。

のぞえさんが、前回と同様に食日記に内容を紹介してくださったので、参考になるかと思います。

アウラ、再び。(1)

アウラ、再び。(2)


のぞえさん、そして相方さま…
その節は、本当にどうもありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしております。


アウラでは、こんなお料理と出会うことが今後あるかもしれません。
シェフおまかせのコースをご予約のお客さまは、心してオーダーしてくださいね(笑)

スタッフも落ち着いて、そしてキチンと体制を整えて…
いつでも全力投球で料理が作れるようにしていきたいと思っております。


そんな自分への誓いと共に…

僕にとって、今日は大きな日。
その大きな日に…。


この誓いをいつまでも残す為に…

夢は、まだ遥か彼方…。
もっと近づくために…。



このブログのこの記事に…

一枚の栞をはさみます。








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