Chef's Note

『シェフの落書きノート』

サイア '06 ワインフェアに...。

2009-11-30 | 美味しいお話
今、アウラでやっているワインフェアにサイアを入れます。

実は、インポーターさんにすでに在庫がなく。
アウラで確保した在庫だけになっていたので、そろそろグラス売りをやめて、他のものに替えようかと思案してところ…。

「サイアいりますか?」
…と、親しくしているインポーターさんから電話ありました。

サイダーいりますか?!
…って、なんだよ…と、そのとき少し寝ぼけ気味だった僕は思いました。

「サイア? もう売り切れでないって言ってはずでしょ?」

「見つかったんです!どの位の本数か今確認中ですけど…」

「あるの?サイアの'06年のヴィンテージ?あるの?」

「あります。見つかったんです」

「えっ~! いるいるいるいっる~!」

「わかりました。確保しておきます」

…という会話で電話を切った。

SAIA IGT '06

glass 1250.⇒ 1150.
Decanter 3650.⇒ 3400.
Bottle 7100. ⇒ 6700.

Wine Fair ワインフェア
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よっしゃ~~~!
何本あるんだろ?

全くなかったわけだから、大した本数ではないだろうけど…
とりあえずは、グラス売りをやめなくても良さそうだな…。

これが僕の予想以上の本数だったので…
この際、折角だからワインフェアにだすことにしました。

本当に美味しいものを知っていただくことが先決ですからね。
これは、単なる安売りではありません。

本数に余裕は多少ありますが、規定の本数を超えたら、フェアからはずします。
希少価値が高いものですから、ご了承ください。

ガンベロロッソ3グラスワインスペクテーター92点をとっているワインです。


もったいない…
そう思う人もいるかもしれませんが…。

本物を楽しんでいただくことは大切なことなのです。

ボジョレーヌーヴォーを知ってても…
ワインスペクテーターやワインアドヴォケイト
はたまたガンベロロッソやヴェロネッリなんて知っている人は本当に少ないのです。

日本の『ワイナート』というワイン誌もありますが、そうとう通な人でなければ知りません。
このワイン雑誌は、かなり信憑性のある雑誌でソムリエさんたちも読まれていると思います。

(このワイナートがサッシカイアなどと共に絶賛した白ワインもフェアにのせてあります。ヴェルディッキオという品種に拘った『ベリサリオ』というワイナリーのワインです。マルケ州の白ワイン部門でベスト5にベリサリオが3本入っていました。興味のある方はお試しくださいね)


ガンベロロッソやワインアドヴォケイトなども別に知らなくても良いのです。

楽しめればそれで良いのす。
僕もそう思います。

自分でワインショップに行って、美味しい1本を探すのも楽しみのひとつですから…。
自分好みの安くて美味しいのを見つけたときには、宝くじに当たったような錯覚になると思います。


ただ、これらの評価誌は、世界のワイン好きの人達にはとても有名です。

今、ワインフェアにだしている『ソアベ・モンテトンド '07』という白ワインがありますが…。
この前年の2006年のヴィンテージは、ガンベロロッソ3グラスを獲得した途端に世界中から注文が殺到して、すぐにこのワインの在庫は底をついたそうです。

その評価は、世界中が認めている証拠ですね。
ガンベロロッソのグラスの獲得数が1番多いのは…
バルバレスコで有名なアンジェロ・ガヤですが、世界中でとりあいになるので、とても高価なワインになってしまいました。

ひと昔前までは、安かったのです。

美味しいイタリアワインを探す上では、ひとつの目安になるので憶えておいて損はないと思います。

ワインアドヴォケイトとワインスペクテーターも世界では超有名です。
イタリアワインも評価していますが、フランスワインのほうが多いかと思います。
ワインアドヴォケイトは、パーカーポイントとも言います。


最近、ワインの記事が多すぎですね。
今度は、他の話題も書くことにしますね。

それでは、また…。










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