『 大阪料理 淺井 』episode 1 の続きです。
『えっ!(エッ!)…』
心の中で驚嘆してしまった。
カウンター上に目を落としたのである。
そこには…
墨で書かれた『お品書き』
「長い…。端から端まで…びっしりと書き込まれている…」
前菜から始まり… … …
全部で80品位は、あろうか…!
『なんと!達筆な綺麗な字であろうか!』
数席、カウンター席が空いている…
そこにも、同じお品書きが…
『え!エ!え~~~! これを何枚も書いているの???』
(口にだして言ってはいない…)
『な!ナ!なんと!…』
お品書きの左端に目をやって再び驚いた。
今日の日付が書き込まれている!
『これって…もしかして…ま・毎日書いてるの~~~!?!?』
無茶苦茶!驚いた!
(ビックリマークの使いすぎ…)
大変な事である。
『これ書くの、まさか業者に頼む訳がないし…』
(心の中で絶叫に近い感じで、つぶやいている)
マジか…僕には、出来ない…。
このお品書きを毎日毎日、複数枚も書くなんて…とても出来ない!
ハッキリと…
「出来まっせん!」
…と断言できる。
僕がもし…これを書いたら?
「間違えちゃっったよ~ (^^ゞ 書き直し~!」
…てな感じになる。
『あっと、いけない驚きまくっている場合ではない!注文しなくちゃ…』
『…って、これだけあったら…。んん~~~ …』
『えっとぉ~…。ぐじの唐揚げ野菜あんかけ(ぐじ=甘鯛の関西名)に…、あれもこれも食べたいよ~!』
…てな具合。
ご主人の淺井さんらしき、先程の板前さんが注文を取りに来てくれた。
先程と同じく満面なる笑顔である。
やはり、出来る人は、立ち振る舞いすべてに於いて隙がない…。
…と。
また、感心しつつ…。
「お飲み物ですけど、何にしはりますか?」
…と淺井氏。
「アルコールは、あまりいけないんで申し訳ありませんが…。 お茶でも宜しいですか?」
「あぁ…。そうですか、ならお茶が宜しいですな…」
…と何の違和感もなく、満面の笑みで答えてくれる。
「あのぉ~。お料理のほうなんですけど…。おまかせ致しますので、何品か見繕って頂きたいのですが、宜しいですか?」
「わかりました。そのようにさせて頂きますので宜しくお願いし致します」
…とここも透き通るような笑顔の淺井氏。
そう言うと、彼の聖域ともいうべきカウンター中央の本陣ともいうべき所定の場所に戻っていった。
久々、出来る人とのご対面!
…って感じで僕も緊張気味である。
でも、今更ながらに思うのは…
出来る人は、やっぱり何から何まで腰が低い。
流石(さすが)である!
『 大阪料理 淺井 』 episode 3 に続く…
『えっ!(エッ!)…』
心の中で驚嘆してしまった。
カウンター上に目を落としたのである。
そこには…
墨で書かれた『お品書き』
「長い…。端から端まで…びっしりと書き込まれている…」
前菜から始まり… … …
全部で80品位は、あろうか…!
『なんと!達筆な綺麗な字であろうか!』
数席、カウンター席が空いている…
そこにも、同じお品書きが…
『え!エ!え~~~! これを何枚も書いているの???』
(口にだして言ってはいない…)
『な!ナ!なんと!…』
お品書きの左端に目をやって再び驚いた。
今日の日付が書き込まれている!
『これって…もしかして…ま・毎日書いてるの~~~!?!?』
無茶苦茶!驚いた!
(ビックリマークの使いすぎ…)
大変な事である。
『これ書くの、まさか業者に頼む訳がないし…』
(心の中で絶叫に近い感じで、つぶやいている)
マジか…僕には、出来ない…。
このお品書きを毎日毎日、複数枚も書くなんて…とても出来ない!
ハッキリと…
「出来まっせん!」
…と断言できる。
僕がもし…これを書いたら?
「間違えちゃっったよ~ (^^ゞ 書き直し~!」
…てな感じになる。
『あっと、いけない驚きまくっている場合ではない!注文しなくちゃ…』
『…って、これだけあったら…。んん~~~ …』
『えっとぉ~…。ぐじの唐揚げ野菜あんかけ(ぐじ=甘鯛の関西名)に…、あれもこれも食べたいよ~!』
…てな具合。
ご主人の淺井さんらしき、先程の板前さんが注文を取りに来てくれた。
先程と同じく満面なる笑顔である。
やはり、出来る人は、立ち振る舞いすべてに於いて隙がない…。
…と。
また、感心しつつ…。
「お飲み物ですけど、何にしはりますか?」
…と淺井氏。
「アルコールは、あまりいけないんで申し訳ありませんが…。 お茶でも宜しいですか?」
「あぁ…。そうですか、ならお茶が宜しいですな…」
…と何の違和感もなく、満面の笑みで答えてくれる。
「あのぉ~。お料理のほうなんですけど…。おまかせ致しますので、何品か見繕って頂きたいのですが、宜しいですか?」
「わかりました。そのようにさせて頂きますので宜しくお願いし致します」
…とここも透き通るような笑顔の淺井氏。
そう言うと、彼の聖域ともいうべきカウンター中央の本陣ともいうべき所定の場所に戻っていった。
久々、出来る人とのご対面!
…って感じで僕も緊張気味である。
でも、今更ながらに思うのは…
出来る人は、やっぱり何から何まで腰が低い。
流石(さすが)である!
『 大阪料理 淺井 』 episode 3 に続く…