オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

徳川博物館「得月亭」

2010年12月24日 | 地域情報
彰考館 徳川博物館の敷地内に移築された
茶室『得月亭』の見学会に参加してきました。


この茶室は常陽銀行初代頭取を努めた
亀山甚氏が1949年に新築したものです。

2年前亀山氏の子孫の方が博物館を運営する「水府明徳会」へ寄贈し
徳川博物館の南側庭園内に移築されました。

その移築に関わった大工さんを囲んでの勉強会でした。

移築にあたり建物の下には補強用の基礎杭が入り(腐葉土が1m以上とか)
茶室(4帖半)には利用者を考え、畳の下に床暖房
水屋にはエアコンも完備されています。



こちらは敷地内のガーデンテラスですが
この裏側(南側庭園部分)に茶室が移築されました。






水戸徳川家9代藩主斉昭公の著した「食彩録」をもとにアレンジした
「斉昭御膳」をこちらの茶室でいただけます。


あらかじめの予約が必要ですので、詳しくは博物館へお問い合わせを。
梅の時期もよいのですが、桜の時期がおすすめです。





茶室が移築されたこちらの南側庭園より
偕楽園公園につながっています。







ご興味のある方は博物館内の展示と共にご覧下さい。





「彰考館 徳川博物館」の
概要・展示品等についてはこちらををご覧下さい。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ (miya)
2010-12-24 18:12:57
趣があって素敵。

でもむずかしい漢字の言葉が
いっぱいでおらには良くわかんない。
返信する
そ~ (audec)
2010-12-25 10:32:01
miya様
まじめに書いちゃいましたけど
茶室を借りてお花見弁当を
食べようちゅうことです。

それにしても戦後まもないころ
優雅にお茶を楽しむとは
さすが、銀行創設者ですね~。
貧乏人は食べるだけで精一杯。
言っておくけど、まだ生まれていません。
返信する

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