今年も残すところわずかとなってしまいました。
この時期といえば・・・やはり大掃除。
そこで、掃除にまつわる木を紹介します。
名前はわからなくても、見ていますよね。ヤシ科の『シュロ』です。
漢字では棕櫚と書きます。
残念ながら、古い葉をとるなどの手入れはされていませんが、
同じ写真を撮るにも、バックの背景が雰囲気出ているかな・・・と。
実家にも、私が小さいころ裏庭のほうにありました(今はもうありません)
今は亡き祖父は、この葉でハエタタキ(田舎なもんで)
そして幹の皮の部分で小さなほうきを作っていました。
葉の長さは30センチ以上あると思いますが、
ハエタタキの場合は茎をつけたまま、
葉を10~15センチに切ってヒモで編みこんで完成です。
(茎はかなり丈夫でそのまま柄になるわけです)
私は祖父に教えられ、
メダカの孵化などにこのシュロの幹の部分の繊維(皮)を使いました。
今思えば、この頃からエコに目覚めていたのかも・・・。
さて、本題ですが
なんと、明治から昭和初期にかけて『棕櫚産業』が盛んな時があったんです。
シュロで一番分かりやすいのが、
亀の子タワシや造園などで使うシュロ縄などです。
(竹垣などで縛る縄がこの自然素材であるシュロの皮なんです)
和歌山県の地場産業に「家庭日用品産業」があり、
全国シェアの約8割を占めるようなのですが、
このルーツが当時盛んだった縄・タワシ・ほうきなどを製造する、
『棕櫚産業』に端を発している らしいんです。
今ではナイロン製品の普及、電気掃除機があたりまえとなり、
掃除用具の主役の座を奪われてしまいました(今ではシュロのホウキ貴重です)
このシュロの木にも、
日本の高度成長と共に歩んだ、ちょっと悲しい歴史があるんです。
この木を見たら、是非思い出してください。
私は中華ナベ専用のシュロブラシ持っています。
(料理は今ひとつなのに道具にこだわっています)
知らなかった方は、
シュロの木を見つけたら、近くで幹の皮の観察もお忘れなく!
(亀の子タワシを想像しながら)
棕櫚産業について(和歌山社会経済研究所)
ひたちなか市・水戸市不動産売買物件情報
この時期といえば・・・やはり大掃除。
そこで、掃除にまつわる木を紹介します。
名前はわからなくても、見ていますよね。ヤシ科の『シュロ』です。
漢字では棕櫚と書きます。
残念ながら、古い葉をとるなどの手入れはされていませんが、
同じ写真を撮るにも、バックの背景が雰囲気出ているかな・・・と。
実家にも、私が小さいころ裏庭のほうにありました(今はもうありません)
今は亡き祖父は、この葉でハエタタキ(田舎なもんで)
そして幹の皮の部分で小さなほうきを作っていました。
葉の長さは30センチ以上あると思いますが、
ハエタタキの場合は茎をつけたまま、
葉を10~15センチに切ってヒモで編みこんで完成です。
(茎はかなり丈夫でそのまま柄になるわけです)
私は祖父に教えられ、
メダカの孵化などにこのシュロの幹の部分の繊維(皮)を使いました。
今思えば、この頃からエコに目覚めていたのかも・・・。
さて、本題ですが
なんと、明治から昭和初期にかけて『棕櫚産業』が盛んな時があったんです。
シュロで一番分かりやすいのが、
亀の子タワシや造園などで使うシュロ縄などです。
(竹垣などで縛る縄がこの自然素材であるシュロの皮なんです)
和歌山県の地場産業に「家庭日用品産業」があり、
全国シェアの約8割を占めるようなのですが、
このルーツが当時盛んだった縄・タワシ・ほうきなどを製造する、
『棕櫚産業』に端を発している らしいんです。
今ではナイロン製品の普及、電気掃除機があたりまえとなり、
掃除用具の主役の座を奪われてしまいました(今ではシュロのホウキ貴重です)
このシュロの木にも、
日本の高度成長と共に歩んだ、ちょっと悲しい歴史があるんです。
この木を見たら、是非思い出してください。
私は中華ナベ専用のシュロブラシ持っています。
(料理は今ひとつなのに道具にこだわっています)
知らなかった方は、
シュロの木を見つけたら、近くで幹の皮の観察もお忘れなく!
(亀の子タワシを想像しながら)
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