今日はお客様がいっぱいだにゃあ~ん
お昼寝にとっておきの場所に行きたいけど
蹴飛ばされそうだにゃあ~ん。
福島県いわき市の海の見える高台に建つ
「絵本美術館 まどのそとのそのまたむこう」
このフィーリング、お気づきですね
安藤忠雄氏によるものです。
私設美術館ですが
創設者の絵本教育への熱い想いが伝わり
安藤氏による建築が実現しました。
外観のシンプルさ、中に入るとそのワケが。
この日は事前申し込みの入館のみ。
打ちっ放しのコンクリート壁に木の書架
1500冊もの絵本が壁面いっぱいに。
絵本の色彩が映えるよう
あえて建物に色を用いない。
一冊一冊の絵本が
気持ちよく飾られているのがうれしいです。
お気に入りの一冊を見つけたのでしょう。
1年ほど前
私も自分のために絵本を買いました。
「ルリユールおじさん」です。
作家の柳田国男さんが
大人のための絵本ということで
おすすめだった一冊です。
ルリユールとはフランス語で
手づくりの製本を意味する言葉です。
ソフィーは大事にしていた
植物図鑑がバラバラになってしまい
ルリユールおじさんに出会い
再びステキな本によみがえるお話です。
パリの街並が水彩画で描かれ
本を愛する大人のための絵本
手仕事のあたたかさと
本の大切さを気付かせてくれる一冊です。
落ち込んだときや忙しいときなど
時々見たくなる一冊かもしれません。
もうすぐクリスマス
プレゼントに絵本はいかがでしょうか。
絵本ナビはこちら
あなたを元気にしてくれる一冊を探してみてください。
11月に訪ねた安藤忠雄氏の建築はこちら→坂の上の雲ニュージアム