オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

和菓子屋さんで立ち話

2010年05月11日 | 
母の日に実家へ帰る途中、
父の好物の柏餅があるかな~と、和菓子屋さんへ。

ショーケースになかったため、節句を過ぎたので・・・もうないのかな~と。


ありました・・・よかった。
柏餅といえば、つぶあんやこしあんの他みそあんがありますよね。

こしあんとみそあんを買物しながら、
5月5日に聞いた端午の節句にまつわる、ラジオの話を思い出しちょっと聞いてみる事に。

ラジオで仕入れたネタによると、昔あんとみそあんを区別するために、
みそあんはカシワの葉を裏返して使っていたとの話なんです。


真相はいかに(大袈裟)


お店の方曰く
「そうなんです。みそあんは裏葉で作っていたんです。
 でも、今は表で包んでいます。
 実は裏返すと、皮が葉にくっつきやすいので、今は裏葉じゃないんです。」
との事でした。

他のお店の事情は分かりませんが、このお店ではこんな感じでした。


そして、更に
「うちでは1年中柏餅やっているんですよ~。一番売れるんですよ。」
(スーパーなどは別ですが、和菓子屋さんではほとんどが季節限定)

確かに納得、わたしの実家のほうでは、端午の節句には、節句のお祝いをやるのですが、
お祝いのお返しには、箱に入った柏餅をあげていました。
(実家の姉夫婦の時もたくさんお返しの柏餅を用意していました)

親戚や班内にお節句が多いと、もちろん柏餅もたくさんいただく事に。
和菓子屋さんで一番売れるのも、このような風習でよく食べているからでしょうか。


その他にもいろいろとお話ししながら、
「うちでは、塩漬けにしたカシワの葉を青森の方から樽で仕入れて、
 1年中作っているんですよ。」とも。

そこで、私も「カシワの木はドングリの仲間なんですよね。」
この辺りではカシワの木はあまりありませんが、青森からですか・・・」などと。
(日本でのドングリの仲間は20種類くらい、そのひとつなんです)

こんな感じでみそあんの事から、いろいろ楽しい話で盛り上がりました。


長くなりそうなので、なぜカシワの葉が使われるかは次回に。



ひたちなか市・水戸市不動産売買物件情報


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする