オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

日本のバラ?

2009年04月22日 | 植物
「古池や 蛙とびこむ 水の音」はあまりにも有名な句ですが、
実はこの句より前に、元になった句があるといわれています。

それが、「山吹や 蛙とびこむ 水の音」です。

芭蕉の弟子である向井去来(ムカイキョライ)の作ではと・・・?
この真相を知っている方は教えてください。

この時期あちこちでこの山吹(ヤマブキ)の花を見かけます。

古くから和歌などにたくさん詠まれ、可憐な花が愛されてきました。
春風そよぐ中、しだれるようにたくさん花をつけます。


北海道の北部を除き、日本全土に分布します。
大子方面の山でも自然のものをよく見かけます。
イギリスではジャパンローズ(日本のバラ)などとも・・・呼ばれています。
参考までに山吹もバラ科なんです。


[ シロヤマブキ]です
一般的な黄色が5枚の花びらですが、白色は4枚です。
葉の質感もちょっと違い、白色は清楚で美しいですね。おすすめです。


最後にもう一句

『ほろほろと 山吹散るか 滝の音』
もちろん芭蕉の句です。

こんな風情を楽しむゆとりがほしいですね。


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