おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡386

2009-01-10 | ジパング
「どの口がそれを言うか~っ!」
…と、正直最初は開いた口が塞がらなかった私。
本当にあのセリフを言いやがりましたよ、草加さん。

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制御盤の解体に着手するも、緊張に手が震える柳を見て、代わりにドライバーで蓋を開け始める角松。
が、柳はX線スキャナが映し出す、内部の配線と同じものをどこかで見た記憶があった。
やっと思い出したそれは、ナチスドイツの暗号機"エニグマ"!
が、記憶と同時に開かれた蓋の中から飛び出したプラグコードこそが、起爆装置を封印する暗号だった。
解かれた封印により時限装置のローターが作動、原爆は残り99分で起爆するが、その装置を止めるためには、配線を再現せねばならない…。
その時、角松の前に現れた草加は、(命が)助かる道を提案するとして、大和乗員らと共に本艦を退去しないか、と誘う。

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起爆装置は、単なる時限装置だったというオチで、実のところ私は胸をなで下ろしました。
人に危害を与えるものだったら、草加の野郎、どうしてくれよう…と思っていたけれど、とりあえず柳に何もなかったことが喜ばしい。
(やっぱり柳の命は「ジパング・完」まで保障されてますね~!この直後も早速戦史オタクぶりを発揮しているし)

どちらかといえば、いきなり装置の蓋を開けただけで、勝手にプラグコードが弾け飛んだことの方が正直驚いたという…(^^;)
「ど、どんなシステムで自ら意志を持ったかのごとく、ジャンピング・ホッピングして外れたのだろう?!」と。

突っ込んではいけない部分なのは承知してますので、その話題は終了するとして、これではたとえ角松が蓋を開けてしまう前に、柳が「エニグマ」というキーワードを思い出しても、どうすることもできなかったでしょうね。
(X線で見えた画像をメモっておくことができた、っていうのもアリだけど、ここには紙も鉛筆もありません…)

現状、唯一の頼りは柳の記憶ってことになりますが、起爆という時間との戦いに勝つことができるのかどうか。
しかも、草加の甘いささやき…。
まぁ、角松にとっては甘くもなんともないんでしょうけど。
っていうか、草加も案外面白がって言ってるだけなんじゃないか、って気がします。
一緒に退去しないか?なんて言葉に素直に応じる角松じゃないことは、草加が1番良くわかっているはずだから。
もしくは自分を正当化するための無茶ブリですよ。
「あの時ちゃんと誘ったもん。退去しなかった角松2佐が悪いんだもん」
って、あとで自分に言い訳できますからね。

これは半分冗談ですけど…(半分は本気)

実際には、主倉庫前を固めていた軍人たちを退避させるため、角松らとの戦闘を終わらせる必要があったわけで、単にその目的のためにそんな提案をしたんじゃないか、って思う。
仮に角松が話に乗った場合も、草加にとって損なことは何もないわけだから。
そういえば、草加は本来角松を殺したいわけじゃなく、自分の"ジパング"を角松に見せたい、っていう野望もあったんだっけ…。(今は知らん)

角松も、草加を相手にしている時間はないので、さっさと追い払って(=退去していただいて)時限装置を止める作業に入りたいはず!
プラグの数は12個。
(変なところに差し込んだら、黒髭危機一髪ゲームみたいに変なことが起きる、とかだったらイヤだと思った)
イロハ…という記号は何かの暗号に関係しているんだろうか?
(配置文字の不規則性が気になるが)

ヘ ハ リ ニ
 ル イ チ ト
ホ オ ヌ ロ

ニハ・リト・ヘチ・イオ・ルロ・ヌホ(上段右から、差込みの正しい組合せ)

文字に意味があるとも思えないけど、この組合せに何かがあるのかな?
ちなみに、「エニグマ」自体は暗号文を作成するための機械なので、この起爆装置が形を真似てはいても、プラグに同じ用途はありません。
Wikipedia参照

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