東野圭吾さんのエンターテインメント小説が出たので買った。
警察小説の合間のお口直しってところかなぁ~。
「クスノキの番人」⇒(東野圭吾作)
主人公は、直井玲斗。
玲斗は元務めていた会社に泥棒に入って捕まる。
そこへ弁護士が現れて「釈放されたら依頼人の指示に従えば示談金は依頼人が支払うが、どうする?」と言われた。
依頼人とは、玲斗の母の異母姉妹。
会ったこともないし存在さえ知らなかったけれど、自分では示談金を払えないので指示に従うことにした。
異母姉妹の指示は、代々伝わるクスノキの番人をすることだった。
月郷神社には立派なクスノキがある。
パワースポットとして有名なので日中は見学に来る人が多いが、玲斗の仕事は神社の清掃と夜の参拝者の管理。
夜の参拝者は完全予約制で、紹介がないと参拝できない仕組み。
夜の参拝者はクスノキで何をしているのか?
満月と新月に多いのはなぜか?
玲斗はクスノキの番人をしながら、クスノキの持つ力を解き明かしていく。
エンターテインメント小説。
感想:素直に面白かった。
最初はなんか怪しいなぁ~、もしかしたらSF?って思いながら読みだしたけど....。
クスノキの番人をしながら玲斗が少しずつ大人になって行くのもいいわ。
来年には第2弾が刊行予定らしいから、楽しみぃ~♪