久しぶりに本屋さんへ行って購入した本。
帯には「伊坂幸太郎史上もっとも切なく、でもあたたかい」と書かれてる。
「フーガはユーガ」⇒(伊坂幸太郎作)
主人公は、常磐優我。
ファミリーレストランで、優我はテレビディレクターの高杉に兄弟の不思議な能力を語り始める。
優我には双子の弟・風我がいる。
兄弟は父親に虐待を受けながらも、なんとか子供時代を過ごす。
母親は兄弟を捨てて逃げた。
そんな兄弟に不思議な現象が起きる。
誕生日に、二人は2時間ごとに入れ替わるのだ。
兄弟は入れ替わりを利用して、人を助けたりなどの有効活用をするのだが....。
本屋大賞ノミネート作品。
感想:兄弟の不思議な能力の話だけかと思ったら、最後は思いがけない展開だった。
最初から最後まで飽きることなく読めた。
面白かったわぁ~。