中山七里さんの本は好きだけど、自分では買わない。(自分で買う作家さんが多過ぎる^^;)
友達は、私が買わない作家さんを選んで買ってくれるから嬉しい。
これもABちゃんが買って回してくれた。
「能面検事」⇒(中山七里作)
主人公は、新米事務官の惣領美晴。
美晴が初めてついた検事が、大阪地検一級検事の不破俊太郎。
不破は、顔の表情を変えないので「能面」と呼ばれている。
どんな圧力にも屈せず、マイペースで坦々と事件の捜査をする。
事務官の美晴はただ不破について行くだけで、目的も捜査内容も何一つ教えてくれない。
そんななか、容疑者のアリバイを証明し、捜査資料が一部なくなっていることに気づく。
大阪府警を相手に不破は捜査を開始するのだが......。
検察ミステリー。
感想:敵の多い不破だけど、私は好きだわ。
多くをしゃべらず、検事の本分を全うする不破に拍手喝采や。
警察にも検察にも容赦ないから気持ちいいよ。
久しぶりに徹夜一気読みしてしまった。