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ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

アナンダ工房の紹介

2006年11月16日 | 美術展・展覧会
 アナンダ工房から、「ウールのカンタ(刺し子)と小物」展のお知らせが来ました。    アナンダ工房は、西岡直樹さんと西岡由利子さんのテキスタイル・服作りの工房です。インドの西ベンガル州で、手染めと手織りの布を作り、服を作っています。西岡ご夫妻は、ともに、ベンガル文化に造詣が深く、今までにも、物語、細密画、イラスト、布地など、さまざまな方法で、ベンガルを紹介しています。  西岡直樹氏の語り . . . 本文を読む

新しい展示スペース

2006年11月11日 | 美術展・展覧会
 来年の1月、六本木に国立新美術館が開館するそうです。貯蔵品を持たない美術館ということなので、常設展はないのかな?来春には、サントリー美術館も六本木で再開するので楽しみです。  展覧会は展示物がめあてで行くので、建物に好き嫌いはあっても、そう気にしていませんでしたが、やっぱり、展示スペースというのは、大切ですね。マンダラ展は、大阪民族博物館と、埼玉県近代美術館の両方で見たのですが、あまりにも感 . . . 本文を読む

華麗なる植物模様の世界

2006年11月02日 | 美術展・展覧会
 風邪で寝込む前に、古代オリエント博物館で開催中の「シルクロード 華麗なる植物模様の世界」展に行ってきました。    シルクロードなので、いろいろな国の物品が展示されていました。西はエジプトから、東は日本まで。  花、葉、蔓、木、実など、植物はどこの国でも身近で、美しいものとして、意匠化されています。見た目が美しいだけではなく、それぞれの地域で、様々な植物がそれぞれの意味を持ち、その吉祥のシ . . . 本文を読む

インドの民族アート

2006年09月14日 | 美術展・展覧会
 この間、お知らせした、たばこと塩の博物館で開催中の「インドの民族アート展」を見てきました。  展示作品は、ミティーラ画、ワルリー画、ゴンド画と、テラコッタ(素焼きの塑像)。たばこと塩の博物館の4階フロアだけの展示ですが、見応えあります。絵画は壁画。 渋谷駅からたばこと塩の博物館まで、蒸し暑いうえに、人混みも多く、汗だくになりながらたどり着いたのですが、展示物を見たら、パーッと元気になりまし . . . 本文を読む

花鳥-愛でる心、彩る技

2006年09月13日 | 美術展・展覧会
 マンダラ展に一緒に行った友人から、「宮内庁三の丸尚蔵館でやっている『花鳥展』がすばらしかった!」と教えてもらい、最終日の前日、ようやく行ってきました。  先日、上野の国立博物館で開催されていた「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」にあわせて開かれていたのか、伊藤若冲の「動植綵絵」30幅を、5期に分けて、すべて公開したようです。期間も長く、3月25日から9月10日まで。入場料無料だし、ひ . . . 本文を読む

マンダラ展

2006年09月11日 | 美術展・展覧会
 埼玉県立近代美術館で「マンダラ展」を見てきました。   きれいなチラシですね~。マンダラ部分拡大↓ ↑ここをさらによくよく見ると… こんな模様が。これって…  コレに似てません?!  うむむ…ついに宇宙の真理を知ってしまったかも。  と、新鮮な驚きに満ちた展覧会でしたが、実は2年前に大阪の国立民族博物館でも同じものを見ています(^_^;)。仏教や曼陀羅に関する情報はすっかり忘れていまし . . . 本文を読む

大地の芸術祭に思うこと

2006年09月09日 | 美術展・展覧会
 大地の芸術祭、公式ガイドブック(美術手帳2006年7月郷増刊-おすすめ!-)によると、作品はNo.329まで。欠番もありますが、とうてい1日では全部見切れません。最初は南回り、北回りのバスツアーに1日ずつ乗って…と思っていましたが、結局さわりだけを見るダイジェスト・ツアーだけにして、十日町市街地は徒歩で回りました。  十日町エリアの北側、顔入地区では、8人の陶芸家の作品が展示されたり、土で作る家 . . . 本文を読む

体感 「大地の芸術祭」 4 松之山地区 他

2006年09月08日 | 美術展・展覧会
 松之山には、なかなか雰囲気のある温泉があるらしいのですが、連れて行ってもらったこともなく、行くのは今回が初めて。 ここは、古い伝統がいろいろ残っている地域です。中でも、「婿投げ・墨塗り」という祭りは有名。小正月(1月15日)に、前年婿になった人を、お堂から坂下までの雪道に放り投げ、しめ飾りを炊きあげた灰のすみを、お互いの顔に塗り合うという奇祭です。雪があるので、坂道を転がり落ちても、怪我をするこ . . . 本文を読む

体感 「大地の芸術祭」 3 松代地区

2006年09月07日 | 美術展・展覧会
 次は松代(まつだい)へ。川西町や松代、松之山は、最近、市町村合併で十日町市に編入された場所で、私が地元にいる頃は、行ったことがありませんでした。10年ほど前に、湯沢からほくほく線という路線ができ、このあたりへ行くのも便利になりました。  2003年の第2回芸術祭の時に、駅前に「まつだい雪国農耕文化村センター」(通称:農舞台)という建物ができ、そのあたりを中心に作品群があります。 農舞台の中も、 . . . 本文を読む

体感 「大地の芸術祭」 2 川西地区

2006年09月06日 | 美術展・展覧会
 土日限定のダイジェスト・ツアーで回ったのは、川西エリアの「ナカゴ・グリーンパーク」の周辺、松代エリアの「農舞台」周辺、松之山エリアの「キョロロ」周辺。十日町駅から出発して、また十日町の「キナーレ」まで戻ってきましたが、十日町エリアの北側、中里エリアのほとんど、隣町の津南町には行きませんでした。 「大地の芸術祭」開催地区の地図  まず川西エリアへ。ちょうどこの日(9月2日)、川西はお祭りで、玄 . . . 本文を読む

体感 「大地の芸術祭」 1

2006年09月05日 | 美術展・展覧会
 新潟県十日町市で9月10日(日)までやっている「大地の芸術祭-越後妻有アートトリエンナーレ2006」を見てきました。 「トリエンナーレ」(triennale)というのは、3年に1回開催される美術展覧会のことだそうで、越後妻有トリエンナーレも2000年から3年ごとに開催され、今回は3回目です。十日町市には実家があり、過去2回も、何かおもしろそうなことをやっているらしい、ということは知っていましたが . . . 本文を読む

インドの民族アートの世界展(お知らせ)

2006年09月04日 | 美術展・展覧会
 新潟県・十日町市で9月10日まで開催されている「大地の芸術祭」を見に行ってきました。展示数が300を越えるので、見たのはほんの一部。ミティーラ美術館の「インドの民族アート」展も見ることができなかったひとつですが、今週の土曜日から東京・渋谷区のたばこと塩の博物館で、展示されます。入場料100円!行かなきゃソンソン!  ミティーラ美術館は、十日町の中心部からはちょっと離れた場所にあるので、私も1回 . . . 本文を読む

ペルシャ文明展

2006年08月28日 | 美術展・展覧会
 国立博物館の常設展で時間をとられましたが、急いで東京都美術館でやっている「ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝」展に行ってきました。     ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝    こちらは、若冲と江戸絵画展に比べると、うそのように空いていました。通常の展覧会の人数。入り口で小さな子供2人連れの4人家族がいたので、(うるさそう…)と . . . 本文を読む

国立博物館

2006年08月27日 | 美術展・展覧会
 先日、せっかくプライス・コレクション 若冲と江戸絵画展に行ったのに、同時開催の「親と子のギャラリー プライスコレクション 若冲と江戸絵画-あなたならどう見る? ジャパニーズ・アート-」を見てこなかったので、きのう、再度行ってきました。もうきょう(8月27日)で終了です。  平成館でやっている「若冲と江戸絵画展」の方は、入場まで待ち時間30分だとかで、国立博物館本館の方まで行列ができていました。 . . . 本文を読む

十日町・大地の芸術祭2

2006年08月20日 | 美術展・展覧会
 きょうのNHK新日曜美術館で、大地の芸術祭を取り上げていました。  おもしろそう~!    ビーズでできた野の花とか、魚沼米で作った世界地図、棚田に働く標識、壁に座れる家、池に浮かび立つ徳利、電線を歩く犬猫、古い温泉街の路地に作った、地中海風(?)の足湯、刺繍になったミラノから東京までの旅行メモなどなど。  テレビで紹介された中で一番、いいな~と思ったのは、「脱皮する家」。新潟中越地震で廃屋 . . . 本文を読む