松之山には、なかなか雰囲気のある温泉があるらしいのですが、連れて行ってもらったこともなく、行くのは今回が初めて。
ここは、古い伝統がいろいろ残っている地域です。中でも、「婿投げ・墨塗り」という祭りは有名。小正月(1月15日)に、前年婿になった人を、お堂から坂下までの雪道に放り投げ、しめ飾りを炊きあげた灰のすみを、お互いの顔に塗り合うという奇祭です。雪があるので、坂道を転がり落ちても、怪我をすることはないと思うけど、婿殿も大変だなぁ…。
松之山には「森の学校キョロロ」(No.298、手塚貴晴+由比、2003)という、科学館があります。この建物は、錆びれば錆びるほど強度を増す、というコールテン鋼という金属で被われています。
「life-size」 (No.391、橋本典久+scope、2006)
細部まで詳細に見ることのできる、人間大に拡大された昆虫写真
キョロロの塔の上から見下ろした風景
キョロロの塔の地下の貯水井戸に滴下する湧き水の水音を楽しむ「Tin-Kin-Pin-音の泉」 (No.299、庄野泰子、2003)や、棚田の形のお弁当箱にはいったご飯と郷土料理のおかず「棚田弁当」 (No.303、大成哲雄、2006)、キョロロの塔まで続く長い階段にある、センサーつきの発光ダイオード「大地、水、宇宙」 (No.300、逢坂卓郎、2003) など、目だけでなく、五感で楽しむ作品もたくさんありました。
「ポチョムキン」 (No.178、カサグランデ&リンターラ建築事務所、2003)/中里地区
「Cross Clohe KT」 (No.70,久保美沙登、2006) 十日町地区 キナーレ内
大地の芸術祭、ボランティア団体、こへび隊が着用しているこへびTシャツをアレンジ
「じょんのび幟プロジェクト」 (No.79、水沢和子、2006)
妻有方言を書いた旗が、十日町の町中のあちらこちらにはためいていました
「階段」 (No.91、タム・ワイピン香港、2006)
十日町郊外の田麦地区には地面の下に掘られた階段。市街地には、掘って余った土で作られた階段。二つの階段は地中でつながっている
「幸(ユキ)のウチ」 (No.83、杉浦久子+杉浦友哉 昭和女子大杉浦ゼミ、2006)
「ボトルの中のメッセージ」 (No.65、ジョアナ・ヴァスコンセロス、仏/葡、2006)
キナーレ内。素材は酒瓶。一升瓶かな?
みたいに見えますが・・・。
> Tシャツがジェニー・ホルツァーの
みたいに見えますが・・・。
有名なデザイナーなんですか?去年の夏の終わりに、ユニクロで580円だったか530円に値下げしていたのを買ったのですが…(^^;)。