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ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

きのう何食べた?2

2008年11月23日 | 
 よしながふみのグルメ漫画2巻。1巻につづき、2巻でも、40代のイケメン弁護士シロさんが作る家庭料理のおいしそうなこと! きょう、これを買ってから、スーパーで夕飯の買い物をしてきたんですけど、家に帰って漫画を読んだらびっくり。シロさんが、厚揚げ2枚入りの袋を見て悩んでいる~!私も2枚入りの厚揚げ買ってきたばっかりなのよ~!しかもシロさんと同じように、(厚揚げは油揚げと違って冷凍できないうえに日持ち . . . 本文を読む

父ボース 追憶の中のアジアと日本

2008年09月29日 | 
 ラース・ビハーリー・ボースの長女、樋口哲子の話を、『中村屋のボース』の著者、中島岳志がまとめたもの。父ボース 追憶の中のアジアと日本 情報量としては少なく、(文庫版を待ってから買ってもよかったかな?)と思ったりもしましたが、『中村屋のボース』『パール判事』と同じく、矢萩多聞の装丁なので、3冊並べると、デザインに統一感があり、きれいです。情報量は少なくても、情報の内容は、ボースの娘で、側で実際見聞 . . . 本文を読む

知られざるインド独立闘争(新版)

2008年09月23日 | 
 A・M・ナイル著、「知られざるインド独立闘争」の新版が出ていました。以前図書館で借りて読んで、衝撃を受けた本ですが、その後、長い間見かけませんでした。1999年に第5刷が出ていたはずなのですが、本屋でぼんやり探しているだけでは、なかなか手に入らないもんですね。知られざるインド独立闘争[A・M・ナイル回想録]新版 著者のA・M・ナイルさんは、東銀座にある、ナイルレストランの創業者。私が初めてインド . . . 本文を読む

表参道が燃えた日-山の手大空襲の体験記-

2008年09月17日 | 
 2007年7月に、東京港区の青山通りと表参道が交わる交差点の、みずほ銀行前に小さな追悼碑が建ちました。第二次世界大戦の終戦直前に起きた、山の手大空襲で犠牲となった人たちを追悼するために建てられたものです。この本、「表参道が燃えた日-山の手大空襲の体験記-」は、当時青山界隈に住んでいて、実際に空襲を体験した人の手記、聞き語りを編纂したものです。 戦時中の空襲というと、3月10日の東京(下町)大空襲 . . . 本文を読む

パール判事

2008年09月14日 | 
 読もう読もうと思いつつ、未読だった『パール判事』(中島岳志著、白水社)をようやく読みました。 パール判事というのは、東京裁判で、唯一、日本の被告人全員の無罪を主張した、インド人判事、ラーダービノード・パール博士です。東京裁判は、第二次世界大戦中に日本軍が犯したとされる戦争犯罪を裁く裁判で、東条英機など7名が死刑、16名が終身刑、2人が禁固刑が下されました。判事は、連合側戦勝国11か国から選出され . . . 本文を読む

へうげもの 7

2008年08月26日 | 
 う~ん、ますます戦国時代っぽくなってきました。今回の見所は、小田原責め、宗二の死、伊達政宗、奥州より来たる。家康の江戸造成プラン、織田長政剃髪する、などなど。歴史が動いています。利休もどんどん恐くなる。…また前巻(6巻)まで、おさらいしちゃいました。 「へうげもの」の最初の頃は、美意識は、茶の湯を中心とした、趣味として描かれていましたが、しだいに人生をかけるものになってきました。ひとくちに「茶の . . . 本文を読む

おなかの空く本

2008年08月06日 | 
 きのうは、歯車が狂って、さんざんな1日でした。バイト先の仕事がうまくいかず、そういう時に限って、混乱するせいか、ミスがミスをまねき、ドジな自分がつくづく嫌いになる…。昼も夜も食べないで仕事をして、帰宅したのは午前様。 今朝になっても惨めな気分を引きずっていましたが、体重を量ったら、昼・夜抜いたせいか(帰ってきてから、少し食べたけど)、ふだんより1kg少なかったので、市の健康診断に行ってきました。 . . . 本文を読む

テレプシコーラ 舞姫(第2部1巻)

2008年07月28日 | 
 amazonから予約販売のお知らせが来ていたので、千佳慕ちゃんの本などと一緒に注文したのですが、テレプシコーラだけ、配送予定日が確定しないということで、キャンセルしました。発売延期と思っていたら、店頭で売っていたので、amazonの在庫管理の問題らしい。確保した数より注文が多かったのね。予約販売のお知らせメールをくれながら、それはないと思うぞ >amazon。次からは、ビーケーワンにしよう . . . 本文を読む

熊田千佳慕の横浜ハイカラ青年期・貧乏期

2008年07月23日 | 
 というわけで、『横浜ハイカラ青年記』『横浜ハイカラ貧乏記』を購入しました。『横浜ハイカラ少年記』と合わせて3部作です。 『青年期』は、熊田千佳慕ちゃんの中学生時代(大正後期)から、東京美術学校(芸大)に進学、日本工房に就職、徴兵、日本写真工藝社に入社し、会計係だったすぎ子夫人と結婚、終戦までの20数年間。『貧乏記』は、終戦後から現在まで。 「軟派をした」とか、「つかみは大成功」、など、千佳慕ちゃ . . . 本文を読む

ハイカラ青年記・貧乏記

2008年06月24日 | 
 Amazon から、またしても「購入お勧めメール」が来ていました。熊田千佳慕の『千佳慕の横浜ハイカラ貧乏記』。『千佳慕の横浜ハイカラ少年記』はAmazonで買ったんだっけ? 熊田千佳慕画伯は、私にとっては、「虫の絵が得意な千佳慕ちゃん」なんですけど、勤めていた日本工房では、国策宣伝師の「NIPPON」を発行していたと聞いて、意外な印象を持ちました。このへんのことも知りたい…と、検索していたら、あ . . . 本文を読む

TOKYO METROPOLITAN ATLAS

2008年06月11日 | 
 国際都市Tokyo なのに、英語表記の地図もない?と、愕然としましたが、バイト先のインド人に聞いたら、「冊子になっている英語表記の地図帳を見たことがある」と言っていました。しばらく、「tokyo map english bilingal」…などなど検索をかけて調べていましたが、なかなか見つからない。ところがきのう、ひなびた埼玉の田舎のわが町の本屋で、偶然見つけました。在庫が1冊しかないというので . . . 本文を読む

佐藤家の人びと-「血脈」と私-

2008年05月13日 | 
 「佐藤家の人びと」…「血脈」を書いた佐藤愛子が語る、一族の肖像。 「血脈」は、佐藤愛子の父・佐藤紅緑と、兄・サトウハチローをはじめ、一筋縄ではいかない、変人揃いの佐藤家を描いた大作。図書館の読書室で読み始めたら、止まらなくて、2時間以上読んだ上に、上巻を読み終わるまで、通いました。すぐに借りなかったのは、上・中・下巻が、それぞれ厚くて重かったから。結局、しばらくして、借りて、一気に読みましたが、 . . . 本文を読む

久々のSF -未来精子-

2008年05月11日 | 
 未来精子、ブログには途中までしか掲載されないようなので、本を買いました。やっぱり本はいいなぁ。一気に読める。ブログって、最新の記事がトップに来るので、連載ものを読むときには、ちょっと面倒くさい…と思ったのは、ブログの機能をよく知らないオバサンだけだったようで、カテゴリーから選択すると、連載順にすんなり読めました。未来精子 冬杜燈霧GAOLAND発行*  *  *  *  *  *  *  *   . . . 本文を読む

未来精子

2008年04月27日 | 
 24歳の美青年には、女の子ばかり100人も子供がいた…。 冬杜燈霧の『未来精子』絶賛発売中! 途中まで、こちらのサイトで連載中ですが、最後まで読みたい方は、こちらのサイトからご購入下さい。 実は、作者の冬杜燈霧さん、不老不死の家系に生まれた妖艶な美女であります。かれこれ30年近くのおつき合いですが、本人が若いままなだけじゃなくて、「そういや、親戚で死んだ人、あんまりいないかも」とか。ポーの一族か . . . 本文を読む

もっさい中学生

2008年04月07日 | 
 先週もなかなかハードな1週間でございましたが、癒やしてくれたのが、グレゴリ青山さんの新刊。『もっさい中学生』。『グレゴリ青山の もっさい中学生』 同じメディアファクトリーから出た前作、『グ印関西めぐり(濃口)』がイマイチだったし、WEBダ・ヴィンチのコミックエッセイ劇場に載っていた『もっさい中学生』も、正直いって、あまりおもしろくないような気がしていました。でも、全部収録されたコミックを読んだら . . . 本文を読む