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ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

踊る肉単

2009年05月01日 | 
けさ目に入ってきた書籍広告。 「3D踊る肉単」!? 「ムトゥ 踊るマハラジャ」というインド映画が大ヒットしたのが10年ほど前。インドでの映画タイトルはただの「ムトゥ(ムットゥ?タミル語なのでよくわかりません)」だったと思いますが、『踊る~』という邦題がピッタリでした(ちなみに映画にはマハラジャは出てきません)。それからしばらくは、インドものといえばなんでも『踊る~』がついちゃって…。1965年の映 . . . 本文を読む

JTB時刻表 通算1000号

2009年04月20日 | 
 JTBの時刻表がきょう発売の5月号で通算1000号になったそうです。4月号の999号は、「銀河鉄道999」の表紙。こちらは売り切れたらしく、Amazonで高値の取引をしています。 いまどき時刻表なんて、ネットで調べりゃ済むんだけど、時刻表1冊でずいぶんヒマ潰しができるんですよね。電車だけでなく、バスやフェリーの時刻も一通り載っているので、乗り換え接続を調べるだけで、旅気分が盛り上がります。我が家 . . . 本文を読む

『食魔』 岡本かの子

2009年04月12日 | 
 講談社文芸文庫から岡本かの子の『食魔』が出ていたので購入。講談社文芸文庫は、文庫になかなかならない本や絶版を発行するらしくて、300ページ足らずの文庫本なのに、1,400円と高めです。岡本かの子は歌人ですが、この本は、食にまつわる小説を随筆集。 小説はどれもこれも、ちょっと恐いような寂しいような話。かの子は、仏教研究家でもあったので、「食べるということは、他のものの命をもらうこと」だという意識が . . . 本文を読む

中春こまわり君

2009年04月07日 | 
 『テレプシコーラ』とか『エロイカ』の感想を書いていますが、少女漫画を定期的に読み始めたのは高校生になってから。それまでも、病院の待合室に置いてあったり、友達が貸してくれれば読んでいましたが、自分でお金を出して買ったことはありませんでした。 それまでは、ずーっと少年漫画。サンデーとかマガジン、ジャンプ、チャンピオン(キングは買わなかったなぁ)の週刊誌を、兄たちと交代で買ったり、マンガ少年の最初の頃 . . . 本文を読む

ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか

2009年04月02日 | 
 『ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか』(中山康樹著、幻冬舎新書) いや、もう、モロ、タイトルで買って(^^;)、最初のミック・ジャガーの項目でさっそく後悔しました。 だいたい音楽評論家って、何のためにいるの?音を文字で語るなんて無意味だ。自分がどう感じるかだけでしょうが。…なんて、いまさらの感想を抱きながらも(お金出して買ったのでもったいなくて)読んでいましたが、だんだんおもしろくなってきま . . . 本文を読む

テレプシコーラ 舞姫 第2部2巻

2009年03月25日 | 
 カテゴリーの「本」のほとんどが漫画というのも、なんですけど(^^;)。 ローザンヌ国際コンクールに出場するためにスイスに来た六花(ゆき)ちゃん。前巻(第2部第1巻)は、成田出国からローザンヌまでで終わっちゃいましたが、2巻でようやくコンクールが始まりました。といっても、まだ審査対象前の練習みたいなもの? バレエについては漫画(「アラベスク」「フラワー・フェスティバル」など)で知ったことしかしらな . . . 本文を読む

昭和天皇のお食事

2009年03月20日 | 
昭和天皇のお食事(渡辺 誠著、文春文庫) 昭和の18年間を含む26年間、宮内庁大膳課でフランス料理を続けた著者の語る昭和天皇の食事。 世の中にはいろいろなご飯(食事)があります。アザラシのおなかに海燕を詰めて土に埋め、3年経って、ドロドロになった海燕(キビック)とか、初産の雌豚の胸腺とか、まぁ、日本のくちこ(干したナマコの卵巣)なんかも、そうとう変わった食べ物かも。手間暇かかるものや、稀少なものは . . . 本文を読む

ぼくと1ルピーの神様

2009年03月17日 | 
 アカデミー賞を始め、各国の映画祭で受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」の原作、「Q&A」の日本語版、「ぼくと1ルピーの神様」(ランダムハウス講談社文庫)。 *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * ラム・ムハンマド・トーマスは、スラム育ちの青年。「10億は誰の手に」というクイズ番組に出場して、難問に正解を出し続け、ついに10億(ルピー)を手に . . . 本文を読む

世界の車窓から DVDブックNo27

2009年03月03日 | 
 DVDブック、「世界の車窓から」のNo.27、インド編。テレビ朝日で放送している長寿番組、「世界の車窓から」が、分冊百科になりました。以前DVD化されたときも買ったのですが、今回の分冊百科は、そのDVDに入っている内容の一部(ニューデリーからコルカタまで)に、あらたにナレーションを入れて編集しなおしたダージリン・ヒマラヤ鉄道、2004年から運行を始めた豪華列車、デカン・オデッセイを加えたものです . . . 本文を読む

大人買い

2009年03月01日 | 
20世紀少年全22巻+21世紀少年上下巻きのうと今日で全部買って読んじゃった。 前からおもしろいと評判の「20世紀少年」。買いそびれているうちに、映画も始まって、それが終わったと思ったら、また第2章も公開されちゃって。きのう、急に思い立って、試しに5巻まで買ってきました。そしたら、さすが浦沢直樹、おもしろいので、追加で10冊。続きが読みたくて、今朝、22巻まで7冊買ったのに、話が終わらないでやんの . . . 本文を読む

へうげもの 8

2009年02月24日 | 
 戦国時代の武将にして茶人、古田織部が主人公の漫画、「へうげもの 8服」(8巻)。 前巻にも増して、恐かったです。なんてったって、秀吉も利休も織部も実在の人物で、どんな最期を迎えたか、わかっていますからね。利休と秀吉の緊張関係は、8巻でピークに達しました。9巻でおそらく利休が死に、まもなく秀吉の時代も終わるわけです。「へうげもの」では、今のところ、家康が、実直で正義感の強い人物に描かれていますが、 . . . 本文を読む

チャンネルはそのまま!

2009年02月07日 | 
 HHTV北海道★テレビに「バカ枠」で記者採用された雪丸花子の奮闘まんが「チャンネルはそのまま!」 佐々木倫子の漫画を読み始めたのは、「動物のお医者さん」からで、「おたんこナース」「Haven?極楽レストラン」の3シリーズしか知りません。取材きっちりの業界漫画で、丁寧であまり迫力のない絵が特徴。その迫力のなさというか、きれいなんだけど、ぎこちない絵から漂う、気の抜けた感じがなんとも好きです。  ち . . . 本文を読む

象は痩せても象である

2009年01月12日 | 
 注文していた本が届きました。元駐日インド大使で、現在慶応大学のグローバル・セキュリティー研究所所長のアフターブ・セット氏の著作。 タイトルの「象は痩せても象である」というのは、インドの諺だそうで、堂々たる体格の象は、多少痩せたといっても、他の動物には比べものにならないほど大きい、という意味だそうです。 この本が書かれた2001年当時は、セット氏は駐日インド大使でした。日本との関係は、その40年近 . . . 本文を読む

アルカサル-王城-外伝1

2009年01月09日 | 
 去年13年ぶりに最終刊が出て、なんとか終了した「アルカサル-王城-」の外伝。 「公爵夫人の記」は、ドン・ペドロの次女、ランカスター公妃・コンスタンシアの後日談。コンスタンシアの侍女頭が、妻だった史実から、語り手はチョーサー。 ええ!チョーサーって、あのカンタベリー物語の??…と、意外な関連性にびっくり。カンタベリー物語、パゾリーニ監督作品の映画の写真が表紙になっている文庫本がどこかにあったはずだ . . . 本文を読む

最近気になる本

2009年01月06日 | 
 ひとつは発注済み。アフターブ・セット著「象は痩せても象である」。先日、アフターブ・セット氏のインタビューを聞く機会があったのですが、もうス・テ・キ。声もすてきなんですが、きれいなヒンディー語で。ちなみに、セットさん、英語はもちろん、日本語もぺらぺらですが、そういう人ほどヒンディーもきれいなんですかね。しかもミックと同じ1943年生まれで、ルックスもモロ私好み。Seth (सí . . . 本文を読む