ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

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中春こまわり君

2009年04月07日 | 
 『テレプシコーラ』とか『エロイカ』の感想を書いていますが、少女漫画を定期的に読み始めたのは高校生になってから。それまでも、病院の待合室に置いてあったり、友達が貸してくれれば読んでいましたが、自分でお金を出して買ったことはありませんでした。

 それまでは、ずーっと少年漫画。サンデーとかマガジン、ジャンプ、チャンピオン(キングは買わなかったなぁ)の週刊誌を、兄たちと交代で買ったり、マンガ少年の最初の頃も買っていましたか。トネリコがバットの木材だというのは、「父の魂」で知ったし、『美味しいんぼ』や『クッキングパパ』の前に『庖丁人味平』を見て、キャベツの千切りの方法などを覚えました。少年ジャンプの愛読者賞選考作品で出てきた、「青梅の粕漬け」は、マンガのあらすじは忘れちゃったけど、今でも食べてみたいと思っています。

 
 『がきデカ』は、そんな少女時代のお気に入りのひとつ。何がおもしろかったのかよくわからないけど、すご~く好きで、「死刑!!」とかやって遊んでいたし、上京して、井の頭公園の動物園できょんを見たときは、(おお…あれが八丈島のきょんか!)と、1人で興奮しました。

 8歳からローリング・ストーンズを聞き始め、2~3年後には『路傍の石』やサリンジャーの『九つの物語』を(わかっていなくても)読んでいた、その同じ時期に『がきデカ』に夢中になっていたのだから、小学生って不思議。



 『中春こまわり君』は、その「がきデカ」(少年警察官)のこまわり君が大人になってからのお話。なんとこまわり君は、警官ではなく、サラリーマンになり、一児の父になっていました!子供の頃は、てっきりじゅんちゃんと結婚するのかと思っていましたが、奥さんは別の人。

 
 作者の山上たつひこは、1990年に一度漫画家をやめて、小説家になりました。その頃、「漫画で表現したいことはもうない」という山上たつひこの発言を読んで、とてもさびしかったのを覚えています。山上龍彦名義の小説は一作も読んでいないのですが、新聞か雑誌で読んだ随筆の文章がまじめだったので、小説も『光る風』のような作風なのかな?と想像していました。


 『中春こまわり君』は、2004年から、2年に1度のペースで連載しているとか。連載開始当時の38歳のこまわり君は、なんだかもの悲しい中年でしたが、回を重ねるごとに、昔のこまわり君に戻ってきました。『がきデカ』からの登場人物(西条くん、モモちゃん、じゅんちゃん、阿部先生、こまわり君の両親)は、昔の面影を残していますが、こまわり君の奥さんは、初登場(2004年)と最新話(2008年)では、別人みたいで、キャラクターも定まっていないもよう。今のところ、どうやってこまわり君が普通の人と結婚できたのかは、ナゾですが、現在のこまわり君の家庭には、作者の愛着がなさそうなので、今後もこのままなのかも…。
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