中国遼寧省の１億６５００万～１億５３００万年前（ジュラ紀中期～後期）の地層から見つかった。研究チームは、「あけぼのの鳥」を意味する「アウロルニス」と名付けた。
ほぼ全身の化石が見つかり、羽毛の痕跡も確認できた。全長は５１センチ。骨格を分析した結果、始祖鳥よりも恐竜に近く、これまでの鳥の化石のなかで最も原始的であることがわかった。
鳥は恐竜から進化したと考えられている。ここ数年で羽毛を持つ恐竜が多数見つかったことから、鳥と恐竜の境界があいまいになり、始祖鳥を恐竜と位置づける考え方も出てきた。しかし、始祖鳥よりも原始的な鳥がいたという今回の結果で、「始祖鳥は鳥」という説が改めて有力になった。
鳥の祖先とされる「始祖鳥」よりも原始的とされた新種の鳥の化石が中国で発見されたそうですね。
読売新聞によると、ベルギーや中国などの研究チームが、「始祖鳥」よりも原始的な特徴を持つ新種の鳥の化石を発見した、と。
遼寧省の１億６５００万～１億５３００万年前の地層から見つかったそうです。
研究チームは、「アウロルニス」（あけぼのの鳥）と名付けたそうです。
彼らは、われら人間よりずっと以前にこの地球上を闊歩していたんですから。
「アウロルニス」は、全長は５１センチでほぼ全身の化石が見つかり、羽毛の痕跡も確認できたそうですね。骨格を分析した結果、始祖鳥よりも恐竜に近く、これまでの鳥の化石のなかで最も原始的であることが分かったそうです。
鳥は恐竜から進化したと言われていますが、
ここ数年で羽毛を持つ恐竜が※多数見つかったことから、鳥と恐竜の境界があいまいになり、始祖鳥を恐竜と位置づける考え方も出てきましたが、始祖鳥よりも原始的な鳥がいたという今回の結果で、「始祖鳥は鳥」という説が改めて有力になったそうです。
※新種の羽毛恐竜発見―中国ー
中国遼寧省の約1億2500万年前の地層から、新属新種の羽毛恐竜の化石が見つかった。
北海道大総合博物館や中国科学院地質研究所などの研究チームが29日付の米科学誌プロスワンに発表。「ジアンチャンゴサウルス」と命名された。体長は推定約2メートル。歯や顎はトリケラトプスなどの植物食恐竜に類似しているが、体つきはティラノサウルスに代表される肉食恐竜の獣脚類のようだったそうです。
また、
ー２０１２年４月５日付の英科学誌ネイチャーに発表した全長９メートルの羽毛恐竜ー
中国遼寧省の白亜紀前期（約１億２０００万年前）の地層から羽毛が生えた大型肉食恐竜の化石が見つかり、新属新種に分類した、というニュースもありました。
これは、白亜紀後期に北米大陸に君臨した史上最強の肉食恐竜ティラノサウルス・レックスの仲間にあたり、最も大きい成体化石は全長約９メートル、体重約１．４トンと推定され、羽毛恐竜では過去最大という。
同じ地球上に、生きた生き物たち。一億年と聞くと、われらは、ほんの一瞬しかこの地球上にいないようなはかない気持ちになります。
私の著書の「恐竜ステゴンの家出」は、ステゴザウルスの子供が主人公です。
地球って、ほんとうに貴重な☆ですね。
