goo blog サービス終了のお知らせ 

のあ いちい ワールド

ここは、物書き「のあ いちい」の、人間世界とそれ以外の宇宙人について多くふれるブログです。

★今、日本のHIV感染者は

2008-02-01 17:41:26 | ニュース
国内の40歳代男性の場合、左の脇の下にテニスボールほどのこぶが出来た。
2004年3月、血液がんの一種でしこりが出来る悪性リンパ腫と診断された。
エイズウイルスに感染していることも判明。
悪性リンパ腫は、エイズ発病に伴う合併症だった。
感染から発病までおよそ10年。
「以前付き合っていた女性から感染したのか、人生は終わった」と。

国立国際医療センターで治療を受け、幸いウイルスが減り悪性リンパ腫のしこりも消えた。
しかし、感染者は複数の高額な抗ウイルス薬を毎日飲まなければならない。
一定額以上は自己負担が軽減される高額療養費制度を利用しても、治療費は平均的所得の人で月に6~8万円かかるという。

1998年、HIV感染者は、「内部障害」として身体障害者の認定を受けると、医療費が助成されるようになった。
男性は、身体障害者手帳を取得し、治療費の自己負担額が一万円ほどで済むようになった。
だが、手帳の利用をめぐって戸惑うことが多いという。
通院の際、手帳を提示すると、電車など運賃が割引される。
しかし、手帳にはHIV感染を疑わせるような障害名が書かれており、
駅の窓口で見せるのに抵抗がある。勤務先にも感染の事実は伝えていない。
駅員に顔を覚えられないよう乗車駅を替え、割引サービスを受けている。

手帳から障害名を外してほしい。「内部障害」との表記だけでいいはず、と男性は訴える。

厚生労働省は、「外見ではわからない内部障害なので、障害の種類を明記している」と。

地方では、手帳の申請窓口の市町村役場に知人がいて、親戚や勤務先に知られては困ると、手帳を取得しないで高額な治療費を払い続ける感染者もいるという。

昨年3月時点で、HIV感染者・患者は12000人以上いるが、手帳取得者は、7300人あまりにとどまる。

★上記内容は、2008年1月31日付の讀賣・医療ルネッサンスより抜書きしたものだが、皆さんは、どのような感想をお持ちになるでしょうか?


◇∞◇∞◇◇∞◇∞◇◇∞◇∞◇◇∞

◆芥川賞作家・高樹のぶ子氏の「SIAブログ」に、あなたも参加してみませんか!!

◇高樹のぶ子のS I Aブログ

---------------------------------------------------


☆【文芸と資格】: ☆作家の街:桜色の部屋

--------------------------------------------------

★『消えた高校生』
-------------------------------------------------








-------------------------------------------------





最新の画像もっと見る