バンコクのサイアムパラゴンで14歳少年による銃乱射が発生したことを受けて、タイ内務省は地方行政局に対して、一般市民への銃の許可発行を停止するよう指示しました。
現在銃器を所持している人は、他人の手の届かない安全な場所に保管することが求められています。
事が起きないと何もしないのは日本と同様です。
今回の乱射がいかに重大なことか政府も強く認識したようです。
タイのイメージは極端に低下し、観光客の激減が始まっています。特に中国人が。
タイの銃保有の現状（2世帯に1丁、7人に一人が銃所持）が明らかになり、いつ同じことが起きてもおかしくないのがタイです。
今は大麻も合法、麻薬も氾濫し、非常に安価に簡単に入手でき、麻薬+銃でどうなるかは書くまでもありません。
コロナ前のランボー乱射事件（特殊部隊の教官が市民や警官、軍人を無差別に射殺し100名近い死傷者が出た事件で、ランボーは私がかってにつけたネーミング）の後、模倣犯が数件出ました。
今回の事件にも模倣犯が出るのではという不安が高まっています。
タイ政府の慌てぶりは尋常ではありません。一番の収入源の観光業に直接影響のあることで、死活問題です。
ただ、許可の停止程度では何の防止策にもならないでしょう。
対外的なポーズにすぎませんし、問題なのは無許可で所持している連中なのです。
本気で銃規制をするなら、徹底した取り締まりを毎日実施し、違法な銃を所持したものには年少者でも初犯でも5～10年の懲役刑を科すべきです。（というか年少者こそ厳しく取り締まらないと）
今回の事件は親の責任といってもよいと私は思います。
親は遺族に全財産を売却し補償せよ！
ちょっと調子が良いとすぐ図に乗るタイ政府には良いお灸です。
まあタイ人の考え方や性格はこの先も変わらないでしょうがね‥
のど元過ぎれば熱さをすぐ忘れるのがタイ人です。
住んでいる人間が言うのもおかしいですが、もっと安全な国へ旅行や長期滞在することをお勧めします。
タイは危険な国です。
