タイ政府は10月16日、ロシア人のタイ滞在期間をこれまでの30日から90日に延長を決定。
中国もロシアもタイにとっては上得意客で、国交も良好な状況が継続しています。
ただ、中国人の来タイがここにきて激減しているので、代わりの国としてロシアに目を付けたのでしょう。
中国人の激減はバブル崩壊の国内情勢もありますが、先般のパラゴン銃乱射で中国人女性が射殺されていることが、非常に大きな影響を与えていると思います。
それを言うならロシア人もパタヤなどで頻繁に被害に遭っています。
いつもタイ政府のやることは目先と小手先だけ、本質はそのままだからいつまでたっても同じことの繰り返しなのです。
日本人はノービザで30日の滞在は変わりません。
タイにとって日本は普通の客なのでしょう。（タイ人のノービザ来日時に、確か2週間の滞在しか与えないのも影響しています）
なお、頻繁にタイ出入を繰り返す人は要注意で、滞在に見合ったビザがないと、日本を出発するときやタイ入国時に厳しく指摘される可能性があります。
最悪入国拒否もあり得ますので十分ご注意ください。
ビザの話が出たのでついでですが、次の2点は本当に要注意です。
１，入国時にイミグレで入国スタンプが押されているか？
最近、わざとかスタンプを押さない職員が結構いるようで、問題はタイ出国時で、入国スタンプがないと不法入国者としてその場で逮捕されます。
２，滞在許可期間を過ぎての滞在でないか？（オーバーステイしていないか？）
オーバーステイにはかなり厳しい罰則が与えられます。出頭し罰金程度で済めばいいですが、出頭せずにオーバーステイが発覚した場合、強制退去+5～10年のタイ再入国拒否対象者となります。
